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沖縄の不動産で役に立つ火災保険・立たない火災保険

県外と比べ
それほど最高気温が上がらない沖縄ですが
今年は少し様相が違うようです。昨晩は熱帯夜で寝苦しかった・・・

さて、
そんな夏本番の沖縄で
またまた値上げのお話しです。(笑)

今年2024年10月
沖縄だけでなく日本全国で
火災保険料が値上げします。

今回の火災保険料の値上りについての
ポイントは大きく2つあります。

1つ目は、値上げの幅で
全国の平均では13パーセントの値上げですが
沖縄は18~25パーセントの値上げとなります。

2つ目は、同じ沖縄の中でも
水害の発生リスクを3段階で区分けし
住所ごとに火災保険料を設定するという点です。

近年は全国で台風や線状降水帯等による
浸水や水害が急増していますが
その中でも沖縄は、台風による風災や
高潮による浸水のリスクが大きいのは
昔からの境遇です。

これらの背景から
近年は火災保険会社の収支が悪化しており
保険料の値上げを行なわないと
火災保険の仕組み自体が成り立たなくなっています。

みなさん最近は「持続可能な」という表現がお好きですが
火災保険もビジネスとして存続し続けていくためには
値上げが必要な状態なのです。。

また、先日は沖縄でも
1時間に100ミリを超えるような雨が降り
多くの地域で浸水被害が発生しましたが
水害の発生リスクの高いエリアとそうでないエリアとで
保険料に差を付けるというのは
合理的な話でもあります。

こうして、全国では5段階ですが
沖縄は水害のリスクを3段階で分け
それにもとづき住所ごとに保険料を設定するため
保険料の値上げ幅がプラス18~25パーセントになるというものです。

こういった背景から
今年の10月に火災保険の保険料は
大幅に値上げするのです。

そう考えると
昨今は「火災保険」と言うよりは
建物総合保険】としての役割の方が
大活躍です。

ちなみに
火災保険においては
先程の浸水のような被害の「水災」や
台風などの強風による被害の「風災」は
基本は特約オプションです。

沖縄のことを理解している
良心的な保険会社であれば
「水災」も「風災」どちらも標準的にメニューに入れて
提案・付保しているものです。

しかしながら
県外系の保険代理店であったり
ネットによる保険申込の場合は
「水災」や「風災」をあえて追加しないと
補償対象からモレてしまう場合もありますので
モレとならないようくれぐれも注意して下さい。

せっかく火災保険に加入したのに
補償の対象になっていなかったがために
保険金が支払われないという
残念な状況にならないように・・・