ビッグな台風が来ることもなく
8月を迎えた沖縄です。
さて
世の中には星の数だけ不動産業者が存在すると言いますが
それにも負けじと、売出し中の不動産もゴマンとあります。
とかく不動産は
バブルだとか売れ行きが悪いとか言いますが
実際には景気に左右されることなく
市場に売りに出される物件は常にあるものです。
例えば
景気が良く不動産がバブル気味のときには
「高い金額で売却してひと儲けしてやろう」という動機で
売りに出される不動産も多いものです。
また、
景気が悪いときには
経済的な事情でキャッシュが必要となり
処分しなければならなくなった不動産が
市場に出回ったりします。
その中で
とくに前者のようなケースでは
この金額で買ってくれる人があれば売ってもイイですよ
という程度の気持ちで
物件を売りに出す売主さんも登場したり、
販売に際しても色々な条件を付けることもあります。
例えば
①金額の値引交渉は一切応じない
②買主は現金で購入する人のみが対象で
物件の内覧も現金で買う人のみ対応(ローンお断わり)
③その他の引渡しに際しての諸条件も売主の希望に準ずる
などの条件です。
中でも②については
1億円を超える物件であっても
現金での購入に限定するケースもザラです。(笑)
不動産業者がこれらの不動産の売却をお手伝いする際には
お問合せへの対応も
少々気を使わないと
オタクは売る気が無いのか!
とお客さんからお叱りを頂くこともあります。
沖縄の不動産は
地元のマスコミだけで無く
県外のバラエティー番組等でも
好況をアオることもあるため
日頃からそれを目にしている売主側も
「沖縄の不動産は高くても売れる」と
洗脳されやすいものです。
ですので
売る気が無いのは不動産業者ではなく
不動産の所有者である売主さんが
積極的に売る気が無いのです。(苦笑)
市場に売りに出されている
沖縄の不動産の中には
そのよう性格の物件もございますので
予めご承知おき下さいますよう
よろしくお願いします。