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不動産の隣人ガチャ

半袖で過ごすのが
ちょうど良い気温になってきた沖縄です。まだ汗はかくけどね

さて
最近「○○ガチャ」という表現をよく聞きます。

カプセルトイのガチャガチャが語源で
ユーモアのある表現だとは思いますが
良い子のみなさんは「親ガチャ」だけは使っちゃダメですよ。

その○○ガチャですが
不動産に関連するところでも
「隣人ガチャ」という表現が有り
どうやらマンガにもなっているようですね。

不動産の物件選びにおいて
隣人がどのような人なのか
気になるのは自然の心理です。

とくに最近は
世知が無い世の中ですし
色々と物騒ですので
物件選びの条件に、隣人の存在を
かなり高い優先順位に置いている人もいらっしゃるものです。

しかし、
不動産屋の偏った視点からすると
そういう方は今後はますます不動産選びは
難しい世の中になってくると思います。

現在でも、新築の物件の場合は
どんな人が隣りに住むかは
分からないものです。

また、中古物件の場合でも
仮に現在は隣人が普通の人であった場合でも
売却や賃貸により隣人が入れ替わる可能性があります。

また、今は普通の人であっても
結婚後の奥様方のように
豹変することもあります。(笑)

以前、ある判例で
マンションの隣人からの騒音被害を訴えるために
測定器を購入し、騒音の状況を
日記に記録し続けた事例があります。

この事例は
隣人が明らかに迷惑人だったようですが
通常、マンションの場合は、
管理会社が間に入ってくれるなど
早い段階で解決の方法もあるものです。

まぁ、最近は
音の注意をしたことに逆ギレされ
それ以降イヤがらせを受けるケースもあるため
難しい面はありますが
「そういうハズレの人にさえ巡り会わなければヨシ」
くらいに考えないと際限がありません。

でないと
隣人からの騒音が心配だからと言って
物件の内覧の際に測定器を持参するようでは
その人自身が「ヘンな人」と
不動産屋から思われることになります。(笑)

これらのことから
不動産の物件選びにおいては
「隣人がヘンな人でなければ良い」くらいで
考えるのが現実的かと思います。

とくに最近は
隣人との近所付き合いをしなくても良いのが普通な世の中ですので
「タマに顔を合わせたときに挨拶を交わす程度のことが
普通に出来れば合格点」くらいで考えた方が
物件選びの際にも余計なフィルターが掛からなくて済むものです。