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内緒の増築と浮気が発覚するとき

今年一番の寒波は
どうやら乗り越えた沖縄です。そのうちにまた来るでしょうが・・・

さて
不動産についての永遠のテーマに
「持ち家or賃貸」というのがあります。

本ブログでも、これについては
何回かネタに使わせて頂いていますが
それぞれメリット・デメリットがありますので
「人それぞれ」が結論です。(笑)

そんな中で
自己所有の不動産には
「自由にリフォームが出来る」という特長があります。

内装や間取りを
自分たちの好みやライフスタイルに合わせて
自由にリフォームしたりや増築できるのは
賃貸物件にはない大きなメリットの一つです。

しかし
不動産を司る法律の一つに
「建築基準法」というものがあり
その中には、一定規模の増改築に対する規制があります。


それって確か「10㎡を超える増改築には建築確認が必要」でしたよね。
以前、宅建の資格で勉強したことがあります

その通りです。

10㎡を超える増改築を行なおうとする際には
事前に役所に「確認申請書」を提出し
許可を得てから工事を行なわなければならない
という規定が有ります。

しかし、
世の中の大半の不動産においては
その確認申請を行なわず
増改築を行なっているのが実情です。

この確認申請は
増改築を行なう不動産の所有者が申請の責任者なのですが
所有者に代わって実際に申請を行なうのはリフォーム業者さんになります。

しかし、世の中のリフォーム業者さんは
そんな面倒臭い仕事はしたがらないもので
申請業務をお願いしようとすれば


そんな工事はウチは引き受けないので
どうぞ他の工事屋さんに頼んで下さい

と工事自体を断わられるのが関の山です。

そんな状況ですので
世の中には不動産業者自らが
ダマテンで増築を行なっているケースもあります。(苦笑)

まぁ
勝手に増築を行なっても
何か問題が発生することも、おとがめも無く
かつ増築によって使い勝手が良くなるのであれば
みんながそうする気持ちも理解できます。

そして、年数が経過していくうちに
増築したことさえも忘れてしまうものです。

たった一回の浮気くらい
バレないだろうと思うのと一緒で(笑)

しかし、そんな 浮気 増築も
あることを機会に
発覚してしまうことがあります。

それは
不動産を売却する際です。

不動産を売却する際には
建築時から増改築を行なった際には
それを買主に告知する必要があります。

もし、それを隠そうとしても
ほとんどの不動産業者は
それに気が付くものです。

そこで発覚することになるのです。

そして、
その不動産の購入に際し
買主がローンを利用する際には
増築した部分を登記しなければならず
その費用は基本的には売主側の負担となります。


そんなの買主に負担させればイイじゃないか。

お気持ちは分かりますが
増築時の確認申請や増築登記は
建物所有者に申請の義務がありますので
そこはこれまでお世話になった不動産への感謝の気持ちも込めて
スッキリした状態にして売却してあげましょう。浮気の発覚はいつまでも禍根は残りますが・・・