明け方に窓を開けると
セミの大合唱ではなく
かわいらしい小鳥たちの声で目覚める沖縄です。
さて、不動産業は
世の中の定年と言われる年齢の後も
長く続けられるビジネスの一つだと言われています。
実際、不動産業界には
70才を超えても現役として
活躍している先輩方も沢山いらっしゃいます。
また、
不動産会社を引退した後も
不動産ブローカーとして
行脚していらっしゃる人もいます。(笑)
そんな先輩方を見ていると
不動産業は息の長い仕事だというのを感じます。
しかし、その一方で
それらの先輩方の中には
昔ながらのやり方でしか
不動産の取引が対応出来ていない人も多々いらっしゃいます。
例えば
契約書類はひと昔前の様式のものを使用していらっしゃいますので
2020年に改正のあった民法はもちろんのこと
現在の法律には対応出来ていません。
また、昔は
重要事項説明を行なわないのも当り前でしたので
中には重要事項説明書すら
存在しない人もいらっしゃいます。もちろん宅建業法違反です(苦笑)
おそらく
先輩方の中では、
それでまかり通った時代から
そのまま時間が止まったままなんだと想像します。(苦笑)
不動産は高額な商品の売買ですので
様々な法律にかかわる制約があるとともに
その法律が徐々に変わって行きます。
当り前ではありますが
それらの情報にしっかりキャッチアップしていかないと
安全な取引が出来ません。
また、ひと昔前は
取引の相手方が専門知識がないことに乗して
容易にまとめて来れましたが
今の時代はネットで調べれば
法律や判例等を含め
正しい情報が直ぐに分かります。
ですので、昔のように
力ずくだけではまとめ切れない状況も多々有ります。
不動産は長く続けられる業界ではありますが
時代や情報の変化に対応出来ないと
キケンな目に遭うリスクが高まります。