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不動産を売却するときどこまでカミングアウトした方が良いのか

もうしばらく夏日の続く沖縄です。

さて、不動産屋が
不動産の売却相談を頂いた際には
売主さんに色々とヒヤリングを行います。

このとき
売主さんとしては
自分の不動産を少しでも高く評価をしてもらいたい
という心理が働きますので
とかく良い点をPRされることが多いものです。

その不動産に住んだり利用しているからこそ分かる
リアルなメリットですので、
それらも大変参考になります。

しかし、
不動産業者として
本当に知りたいのは
どちらかと言うとその不動産のセールポイントよりも
マイナス面であるものです。

とくに
建物や設備の不具合であったり
近隣とのトラブルの有無など
出来れば他人には話したくない類いのことです。

その気持ちは理解出来ますが
不動産の売却においては
それらのマイナスポイントも
内容によっては買主さんに説明をしなければなりません。

以前、県外の事例で、
中古マンションの売買の際に
過去に下階への漏水事故を起こしたことを
内緒で売却しようとした売主がいました。

物件を購入する側にとっては
漏水はマイナスポイントになると思った売主が
「言わない方がいいだろう」と判断して
不動産屋にも説明をしなかったようです。

しかし、
お部屋の売却にあたり
その不動産屋が
お部屋の上下階と両隣りさんに
ヒヤリングを行ったところ
過去に下階への漏水があったことが判明しました。

不動産屋が売主に確認すると
漏水の原因は既に修理済みとのことでしたが
売却にあたっては買主にも説明が必要であることを
あらためて説明しました。

不動産の不具合等は
事前に話をしておけば
問題にはならないことでも
あとからそれを知らされることは
買主にとってはマイナス感でしかないものです。

浮気と違って
不動産の不具合の場合は
後から知らされる方が
ダメージが大きくなるものです。(笑)

世の中の不動産業者は
色々な現場を経験していますので
不動産の不具合等についても
買主には上手に伝えてくれるものです。

不動産業者は
社会的には信用度の低い部類ではありますが
信頼して全てのことをカミングアウトした方が
結果的に良い取引になるものです。