久しぶりのお湿りとなりそうな沖縄です。ダムの貯水率88%
さて、
日本は法治国家ですので
それを構成する様々な法律や規則等があります。
不動産に対しても同様で
不動産の売買だけでなく
不動産の所有や利用に際しても
様々な制約があります。
そうすることによって
国土が無秩序な状態になることを
防止している面もあります。
しかしながら
法律や規則は決して完璧なものではありませんので
必ず節穴があり、それを利用して
我田引水を行う人がいるのは
昔からの慣わしです。
例えば
これだけ自然破壊が懸念されていても
メガソーラの工事を止められないのは
○○派の政治家の策略
メガソーラは法律や規制の抜け穴を利用した
施策であるからでもあります。
同様のやったモン勝ち的な事例は
日本の至るところであります。
例えば
建設工事で発生した残土を
山奥の敷地に積み上げていく違法な盛土は
静岡県で大規模な被害が発生したため
今は規制が厳しくなりましたが
全国で行われていた行為です。
また、全国にある
「市街化調整区域」という地域は
市街化を抑制すべき区域ですので
住宅の建築や開発行為は制限されています。
しかしながら、沖縄でも
市街化調整区域の土地を「資材置場」と称し
小屋などの建築物を建てて使用しているところは
たくさんあります。
また
農地法の規制で
地目が「畑」となっている土地を
畑以外の目的で使用する場合は
自治体の許可が必要ですが
無許可で資材置場や駐車場として
使用しているところも
日本全国にゴマンとあります。
そんな風景が
すっかり標準仕様化していると
不動産の取引でも
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周りもみんなそうしてるんだから、
この土地も(無許可で使用しても)大丈夫じゃないですか?あはっ
と聞かれることがあります。
確かに、規制する側の役所も
その状況を黙認しているかも知れませんが
だからと言って、不動産業者が
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大丈夫だと思いますよ~
とは言えないものです。
不動産業者の中には
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自己責任でお願いしますね~
と黙認するところもありますが
いざ、役所から是正を求められた時に
黙認した不動産業者が責任を問われる可能性があります。
そのときに
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「自己責任」って言ったじゃないですか
と主張したとしても
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「自己責任だったら大丈夫って」
了解したじゃないですか
と反論されることでしょう。
人は何か問題が発生したときに
自らの責任を素直に認める人は少なく
誰かの責任にしたいものです。(苦笑)
女性の香水の匂いをプンプン付けて帰宅したのを
奥さんに指摘されたときに
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○○さんが「もう一軒行こうよ」というので
仕方なく二次会でスナックに行ってきたよ~
と苦しい言い訳をするようなものです。(笑)