季節の節目となる節分ですね。
さて
不動産には色々な種別があります。
一般的には
大きくは「土地」と「建物」の2つに分類されますが
不動産の売買においては
「土地」単独、「建物」単独、「土地付き建物」
の3つに分類されます。
建物を「単独」と「土地付き」で分けているのは
土地と建物の名義が異なっていたり
借地の物件は建物単独で売買されることがあるからです。
(厳密には「借地権付き建物」となりますが)
これらの分類の中で
沖縄で特徴的な不動産である「軍用地」は
土地(借地)にあたります。
軍用地は戦後から続く
いわゆる旧法の借地ですが
本来、旧法の借地は土地を借りている側の権利が強く
土地を貸している側は
二束三文の安い借地料で
苦い汁を吸っているものです。
しかしながら
沖縄の軍用地は、
旧法の借地にも関わらず
地主側の立場が相当強く
毎年の借地料の値上げなど
色々な配慮がなされている土地となります。
そんな軍用地も
徐々に地主への返還が進んでいますが
返還された後も資産価値を持つ軍用地と
そうでない軍用地との2つに分れます。
返還された後も資産価値を持つ軍用地は
返還後にそのエリアでまちつくりが行われることが前提です。
例えば
那覇市の新都心やライカムエリアは
軍用地の返還後に区画整理が行われ、
土地の資産価値が維持・上昇したため
多くの地主がその恩恵を受けています。
また、区画整理が行われたエリアの周辺で
軍用地ではない土地を所有していた地主さんも
まちづくりにより、二束三文の土地が
爆上がりするという恩恵を受けています。
沖縄では
今後も軍用地の返還が予定されていますが
返還後のエリアでは同様にまちづくりの計画があります。
こうして
今後の軍用地の返還後も地主の方々が
恩恵を受けられるような配慮もされています。
そんな返還後のまちづくりの恩恵を期待して
返還予定の軍用地を購入する方もいらっしゃいます。
また、
軍用地ではない周辺の土地もまちづくりによって
値上がりする期待があることをうたい文句に
二束三文の土地を高値で販売する不動産屋もいらっしゃいます。(笑)
沖縄では、軍用地の周辺エリアを含め
返還後も資産価値が期待出来る軍用地もあれば
返還されても土地の使い道がないため
「いま返還されても困る」と返還を拒む軍用地もあるものです。。