おはようございます。
周辺の海水温度も上昇しましたので
沖縄は、今後週替わりで
台風が到来しそうです。
さて、
沖縄と言えば、米軍基地の関連施設の返還で
いつも争っている県というイメージを
持っている人も少なくないでしょう。
その中で、もっとも注目されているのが
普天間飛行場です。
民主党政権時代の総理大臣の
「最低でも県外」という無責任な発言により
寝た子を起こしてしまい
現在は移転先の軟弱地盤問題など
混乱をきたしています。
しかしながら
普天間飛行場の問題で
あまり目立ちませんが
それ以外のエリアでは
実際に返還が進んでいるところもあり
返還されたエリアは都市開発が進んでいます。
例えば、
少し古い例で言うと那覇の新都心、
最近ですと北中城のライカムなどは
米軍施設の土地が返還され
商業施設や住宅・マンションができ
多くの人が恩恵を受けています。
そんな米軍施設の返還地として
次に注目されているもののひとつが
キャンプ瑞慶覧【西普天間住宅地区】です。
西普天間住宅地区は
普天間飛行場の西側に位置し
主に米軍の住宅地として使用されてきました。
2015年に日本に返還され
土地区画整理事業による街づくりがスタートしています。
西普天間住宅地区は
那覇空港から車で約30分の場所にあり
沖縄のビジネス拠点である那覇へも比較的近く(車で約20分)
通勤にも十分なエリアです。
この西普天間住宅地区の跡地利用のウリは
何と言っても眺望の良さです。
北谷の街を見下ろす高台の
なだらかな斜面となっており
西海岸がバッチリ見えます。
沖縄には高台の眺望の良い場所は
たくさんありますが
那覇近郊の大規模開発エリアで
これほど眺望の良い場所はありません。
なお、
西普天間住宅地区の跡地利用計画は
住宅街だけでなく、琉球大学の医学部や
大学付属病院等の医療拠点も整備されます。
その中には
重量子線を使ったガンの治療施設も
整備される計画です。
その他にも商業エリアも出来ますし
また、沖縄らしく墓地のエリアも設けられます。。
↓ 沖縄県の整備計画資料
デメリットとしては
西普天間住宅地区への移動は
公共交通機関はバスかタクシーしかないため
電車に乗り慣れている人など
個人的には公共交通機関の利用が不便だと思います。
西普天間住宅地区の実際の跡地開発には
あと5年程度は掛かる予定ですが
そのくらいのスパンで
沖縄の眺望の良いエリアをお探しの方は
今後の計画の進捗をチェックされて下さい。
しかしながら
西普天間住宅地区の跡地利用エリアは
必ずや人気が集中するので
取得にあたっては高値での激戦になることが
予想されます。
その際は、世の中の景気動向にかかわらず
少なくともこのエリアには
バブルが訪れることでしょう。
西普天間住宅地区にかかわらず
今後も、米軍施設の返還に伴う
沖縄の新しい街づくりから
目が離せません。
↓ 宜野湾市公式の「キャンプ瑞慶覧(西普天間住宅地区)跡地利用計画PV」のYouTube