沖縄の建替え工事現場での不発弾の爆破処理

四日連続で台風に居座られ
いささかご迷惑な沖縄です。

さて、そんな台風への対応で
すっかり後回しになりましたが
以前、当社の近くの病院の建替現場にて発見された
沖縄戦当時の不発弾が
先日、無事処理が行なわれました。

沖縄の身近な不動産に潜む不発弾

不発弾の処理は、通常
現場周辺の規制が比較的行ないやすい
日曜日の午前中に実施されます。

当日も周辺道路の通行止めと
住民の避難が実施されました。

また、今回の現場は
モノレールの軌道近くと言うこともあり
当日のこの時間帯はモノレールも運行を停止しました。

作業が開始し
車・人通りがなくなりました。

途中、通行止めの道路に
オジー・オバーが乗った車が進入しようとし
消防の方が制止するのもご愛嬌です。（笑）

規制中の道路を通行しようとするオジーとオバーが乗った車

作業開始から約30分が経過した頃
「ボンッ」という音がしました。

不発弾の発見場所から
当社までの距離は約200メートルですが
爆発の振動も感じました。

不発弾は、
①信管を取り外して安全化する方法(他所で爆破)
②信管を破壊する方法(他所で爆破)
③わずかな衝撃でも爆発しそうな場合にその場で爆破させる方法
があります。

今回は不発弾を鉄管で囲い
その周りに小高い土の山をつくった上で
爆発処理しました。

病院の建替え現場

小高い山をつくって爆破処理を行なった場所

事前の準備、規制の周知、当日の対応など
自衛隊・消防・警察・市役所の方々
お疲れ様でした。

その後、間もなく規制も解除となり
何ごともなかったように
いつもの平和な沖縄の日曜日に戻りました。オジー・オバーも無事に出掛けられたはず。