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株式会社沖縄ネット不動産
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ヤレるもんならやってみろ!

ハワイのように、アロハシャツ(かりゆしウェア)と半パンが
ビジネスウェアになっらたと思う沖縄です。

さて、以前、
沖縄で土地を購入した方から
聞いた話しです。

その人は
セカンドハウスの建築用に
沖縄の某所で土地を購入しました。

周辺は空き地になっており
周りの目も気にしなくて良い
芸能人さんも喜びそうな
海の見える高台の土地です。(笑)

しかし、
このような土地には
得てして水道が通っていないことも多く
その土地もご多分に漏れず
前面道路には水道管がありませんでした。

こういう場合、
役所に水道管を引いてもらうよう依頼しても
ほとんどの場合で断られます。

水道管は新設の工事費用も掛りますし
水道を引き込んだ後も、
水道管や水質の管理を行なわなければなりませんので
役所も1軒の家のために
わざわざ水道の工事を行なうことはしません。

そうなると
土地を購入し建物を建てたい人が
自分の費用で水道管を敷地まで引き込むことになりますが
これが結構な金額になります。百万円単位はザラ

そして、この水道管の工事は
お役所さまの登録制があり
市町村に登録した指定業者でしか
工事をすることが出来ません。

つまり、
それなりの金額のする工事を
限られた業者にしか依頼出来ない状況ですので
工事を依頼する側は最初からアウェイ状態なのです。(苦笑)

海の見える土地を購入したその人は
出来るだけ工事費を安く抑えようと
その土地の市町村に登録がある業者さん数社に
工事の見積を依頼しようとしました。

しかしながら
多くの会社は「今忙しい」とか「人手が無い」等の理由を付けて
程度良く断られ、見積をしてくれそうな業者さんは
1社のみだったそうです。

仕方無く、唯一対応してくれそうな業者さんに
相談することにしましたが
その業者さんとは初めての付き合いなので
その人は自分からその業者さんの会社を
訪れることにしたそうです。

業者さんの会社を訪問した際
違和感を覚えたそうです。

何かを期待している訳ではありませんが
工事を依頼するかも知れない訪問者なのに
お世辞にもお客様扱いではなかったそうです。

「沖縄は不動産バブルなので仕方無いのかな~」と思いながらも
工事の相談を進めていきましたが、
その業者さんからは、
かなり高めの工事費となる旨を言われました。

また、業者さんからは


この工事は自分の会社しか請けないと思うよ

といったクギ差しもあったそうです。(笑)

土地を購入した人は、当初、
クギを差された意味が分かりませんでしたが
業者さんの言い分をあらためて聞くと


今回の工事は色々としがらみ背景があって当社でしか出来ない

といった類の話しだったそうです。

言い方を変えると


「他の会社でヤレるもんならやってみろ!」

といった感じだったそうです(苦笑)

業者さん同士の中で
何か密約がありそうな雰囲気です。

時代は令和に変わりましたが
沖縄に限らず
田舎の地域には
昔ながらの風習が残っているものです・・・