「早くも梅雨入りか!?」と思わせるような
前線が次々に訪れている沖縄です。
さて、
不動産の売却の依頼を頂くと
当たり前ではありますが
不動産屋は現場に行く機会が増えるものです。
売出しを行なう前の準備、
売出しが始まってからの現地の案内や内覧、
売却期間中の清掃や草刈りなどの
環境維持もあります。
また、台風シーズンでは
台風が接近する前の養生対策や
台風が通過した後の状況確認や
台風で散乱した葉っぱや台風ゴミの片付け等
何かにつけて頻繁に現地に行くようになります。
こうして
何度か現場を訪れていると
色々な方々から声を掛けられるものです。
例えば
売却の準備で片付けをしていたり
現地看板を設置していたりすると
この物件は売りに出すの?
はい、今度売却されることになりました
いくらで売りに出すの?
○○万円です
あい、そんな値段じゃ誰も買わんよ~
・・・
とダメ出しを頂くこともあります。(笑)
また、
不審者と間違われ
オタクは誰ね~?
と声を掛けられるのもよくあることです。(笑)
また、
周り近所の方々とは
顔を合わせるたびに挨拶をしていると
そのうちユンタク(雑談)するくらい
仲良くなることもあります。
そして、こういう方々からは
その物件についてだけでなく
周辺環境について貴重な情報を教えてもらうこともあります。
もちろんスルーする人もいらっしゃいます(苦笑)
また、以前には
敷地内で草刈りをしていると
こちらからお願いもしていないのに
ご近所の方が一緒に草刈りを手伝って下さったこともあります。
こういう経験を何度かしていると
売却されるその不動産や売主さんと
周り近所との関係が上手く行っていていたのかどうかが
よくわかります。
最近は
分譲マンションなど
隣りのお部屋であっても
付き合いが全く無いようなケースも珍しくはないですが
周り近所との関係が上手く行っている物件は
不動産屋としても買主さんに
安心してお勧めしやすいものです。
このような物件は
所有者が変わっても
きっとご近所との関係は上手く行くことでしょう。
ちまたには
「不動産を高く売る方法」についての本や
ネットの情報がゴロゴロしてますが
その原点はここにあると思います。