賢い発展への沖縄の日本復帰50周年

肌寒い雨の降っている沖縄です。

さて
昨日5月15日は
沖縄が日本に復帰して50年の節目の日でした。

テレビ等では
多くの時間を割いて
それらに関連する番組を放送していましたので
少しウンザリされた人もいらっしゃるようです。

当事者の方々にとっては
思い出したくもなく
忘れてしまいたい出来事ではあると思いますが
同じ過ちを繰り返さないためにも
戦争そして戦後のことについては
今後も語り尽くされて行かなければなりません。

そして
それらの反省を踏まえて
新しい発展に向けて進んでいかなければなりません。

そこにネガティブな思想は不要です。

沖縄だけでなく
日本には戦後も基地等の米軍施設が残っている場所がありますが
その地域には、それに伴うデメリットもあればメリットもあります。

沖縄は米軍の施設があるがために
無用な事件や事故もたくさん発生しています。

しかしながら
米軍施設があるおかげで
そこに働く雇用があり
それで生計を立てている人もたくさんいます。

また、米軍や自衛隊の施設があるおかげで
軍用地というプレミア不動産を保有し
借地料という不労収入を得たり、
毎年資産価値が上昇するという
恩恵を得ている人もたくさんいらっしゃいます。

そして、そういう方々は
資産の手放し・買い変え・買い増しなど
不動産を売買することも多いため
私たち不動産業者も
そういう方々から仲介手数料を頂くという
恩恵を受けています。

物事にはメリットやデメリットなどの
両面性がありますので
ネガティブな点など
片方の面だけを誇張するのは
得策ではありません。

沖縄にも色々な考え方の方がいらっしゃいますが
今のうちに経済も教育もさらに発展していかないと
国からの交付金がなくなってしまったら
一気に経済・家計が冷え込みますよ。不動産屋も大淘汰の時代

沖縄の美しい自然と共存しながら
明るく賢い未来のために
これからも前向きに発展していきましょう。