梅雨前線が通過する影響で
これから大雨に見舞われる沖縄です。
さて、連日
不動産業者がヤラかした内容が続き
ウンザリしている人もいらっしゃるかと思いますが
そのくらい不動産業者の失態は
身近にあることなのです。(苦笑)
また、
知識は最大の防御と武器になりますので
本日も不動産業者の失態話について書きますね。
昨日、
不動産会社の経営者ほか数名が
お縄になりました。
今回逮捕された容疑は、2年前の2020年に、
神奈川の不動産業者が高齢の女性(86才)と締結した
不動産の売買契約(契約金額:約2,000万円)について、
契約を締結した後に「家が傾いている、測量費が掛かる」などの
イチャモンを付け(ウソをつき)、
その対策費用として1,000万円を差し引かせ
結局、買主には1,000万円しか支払わなかったというものです。
産経新聞の記事 ⇒ https://www.sankei.com/article/20220519-LHUY4BPPC5PSDHZQBPJZGQSSBQ/
今回逮捕されたのは
この不動産業者の実質的な経営者と社員4名ですので
明らかな会社ぐるみの犯行容疑です。
おそらく、この不動産業者は
被害にあった高齢者には家族や親族がいないか
又は身近に住んでいないのを下調べした上で
計画的にダマしたものと想像されます。
家族や親族が身近にいたら
この高齢者は必ず相談しているでしょうからね。
入念な計画と下調べの上、
不動産業者5名から仕掛けられてしまったこの高齢者は
きっと手の打ちようも無かったことと思います。
ずいぶん前の話ですが
沖縄でも同様の話がありました。
身寄りのいない一人暮らしの老人を探し出し
その老人にすり寄り、すっかり親しくなったところで
養子縁組の手続きをさせ、その老人が亡くなった後
その土地と建物をマンマと手に入れていくという手口です。
これらを行なっていたのが
やはり不動産業者で、その不動産業者は
今ではすっかり大手に成り上がっていらっしゃいます。(苦笑)
ちなみに、
今回神奈川の不動産業者が逮捕された話には続きがあり
その不動産業者は、高齢者から実質1,000万円で手に入れた不動産を
間もなく3,000万円で売却していたそうです。2,000万円の儲け(笑)
やっぱり不動産は 闇が深い 奥の深い業界です。(笑)