3年前の2019年10月31日、
首里城は焼失しました。
美ら海水族館らと並んで
沖縄の主力観光スポットでしたが
それを一晩で失うことになりました。
その年末頃から
武漢 コロナウィルスが拡大し
世界中で悪夢の日々が始まりましたが
首里城の火災はその前触れの一つだったかも知れません。
その後、
首里城の復興・復元が始まり
全世界からの多額の寄付も集まりました。
そして、今秋、ようやく
首里城の正殿の着工を迎えることとなり
沖縄ではその記念イベントが開催されます。
・10月29日(土) 木曳(こびき)パレード
・11月3日(木・祝) 木遣(きやり)行列
琉球王朝時代、首里城に使用する木材は
ヤンバルから船で那覇へ運ばれ
そこから首里城へは陸路で運ばれていました。
今回のイベントも
当時の首里城築城時から行なわれているもので
平成4年に首里城の正殿が復元された際にも
執り行われている神聖な行事です。
また、これらのイベントを通して
沖縄の歴史・文化・伝統を継承していくものでもあります。
首里城復興サイト → https://www.shurijo-fukkou.jp/kobiki/
首里城が焼失する以前は
秋には【首里城祭】が行なわれ
首里城付近の道路を通行止めにし
首里城にまつわる様々なイベントが開催されていました。
しかし、
首里城の焼失やコロナの蔓延により
これらも軒並み中止となっていましたので
大々的なイベントとしては3年ぶりの開催となります。
首里城が焼失した後
首里城の周辺からは観光客だけでなく
沖縄の地元の人たちの人の流れも減少しました。
もちろんコロナの影響もありますが、
地元のお店に与える経済的な損失は大きなもので、
泣く泣く閉店したお店もあります。
首里城の正殿の完成は2026年の予定です。
観光客だけでなく
地元の人たちも賑わう首里城の完成が
待ち望まれています。
ちなみに
これだけの大きな損失を与えた首里城の焼失ですが
出火の原因や焼失の責任の所在がウヤムヤとなったのは
再発防止の観点からもアレですね・・・・
火災保険や寄付金などのお金が準備出来たからと言っても、ナンクルならんさ~