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株式会社沖縄ネット不動産
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不動産取引の名義貸し

残り2ヶ月も健康で過ごしたいですね。

さて、
不動産業界は怪しい人たちの集まりと
ウワサされることがあります。

確かに一部には
そういう方々もいらっしゃいますが
そういう会社は、最近はネットですぐに晒されますので
かなり安全になって来た方だと思います。

しかしながら
いくら上辺を飾っていても
本質は変えられるようなものではない
ということも心得て置いた方がより安心です。(笑)

そんな不動産業者にも
色々な方々がすり寄って来ます。


今後イイ話があるから

この手の話は、大体は
「その人たちにとって都合のイイ話」である場合が
多いものです。(笑)

また


今度一緒に仕事しようよ

とすり寄って来る人もいらっしゃいます。


今度物件を購入したい人がいるから
オタクで契約してよ

この手の方々は
ブローカーが多く
不動産業の免許を持っていません。

ですので
不動産の契約をするには
免許を持っている不動産業者を立てる必要があるのです。


オタクで契約だけしてもらったら、
あとのことは全部オレがやるから

手続きは自分が全部やるので
不動産屋で契約とお金の授受をして欲しい
というお誘いです。

不動産業では
この手の話はゴマンとあり
実際にそのスタイルで契約をしているケースも
たくさん有ります。

しかしながら、これは
いわゆる「名義貸し」となります。

簡単に言うと
自分たちには不動産業の免許がないので
免許を持っている不動産業者で契約を行ない
仲介手数料を山分けしようというスタイルです。

これに似たようなケースでは
「宅建士」の資格です。

不動産業を営むにあたっては
社員5名につき1名の宅建士の登録が必要となります。

そして
この宅建士は兼務をすることが出来ないため
支店等がある場合は、
支店ごとに別の宅建士を設置する必要があります。

宅建士の資格は
不動産の実務経験が長くても
試験にはなかなか合格出来ない人もいるくらい
それなりにハードルは高いものです。

ですので、
社内で宅建士の数が足りない場合は
社外から借りてくることになります。


実務は全部自社でやるから名前だけ登録させて

 

これも「名義貸し」となります。

宅建業の免許の名義貸しも
宅建士の資格の名義貸しも
不動産業界では割と横行しており
名義貸しがバレることの方が少ないかも知れません。(笑)

名義貸しが発覚するのは
ご多分に漏れず「内輪モメ」か「内部告発」です。

せっかく取引は上手くいったのに
「約束した金額より報酬が少ない」とか
「もっと報酬をよこせ」など
どちらかが欲を出してしまったがために内輪モメに発展し、
それがきっかけでバレてしまうというケースです。

まぁ
不動産は欲の塊ですからね。(笑)