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隣人は忘れた頃にやって来る

半袖と長袖の切替えのタイミングに悩む
今日この頃の沖縄です。

さて、
世知が無い世の中になりつつある日本では
「お隣さんは何する人ぞ」という関係が
増えてきています。

都会になるほどその傾向は強く
どちらかと言うと
そちらの方が多いかも知れません。

また、人間は、
10人集まれば1人はヘンな人がいると言いますので
人口が密集している地域ほど
変な人に出会ってしまう可能性も高くなります。

ですので、
自分たちの身を守るためには、残念ながら
意識してお隣さんに係わらないようにする
ということもあります。

県外のマネーと人が
ワンサカ流れ込んできている沖縄でも
その傾向は見られ、
分譲マンションやアパートなどの共同住宅だけでなく
一戸建ての地域でも、お隣さんと全く会話をしたことが無い
というケースも存在します。

それはそれで一生涯困らない
ということもありますが
不動産を売買する際になって
支障が出てくる場合もあります。

例えば
一戸建てを売買する際には
隣地との境界を明確にするために
測量を行います。

測量の結果にもとづき
お互いの境界がそこで間違いないかを
隣地の方々に立ち会っていただくのですが
このとき、隣地との関係が悪いと
境界の確認をしてくれない
というケースも出てきます。

隣地の人が境界の確認をしてくれないということは
「隣地との境界が不明な土地」となります。

また、同時に
「隣人との関係が良くない土地」という
レッテルが付いてしまいます。

不動産を購入する側は
今後その土地に住み続けることになりますので
心理的にはそのような土地は敬遠するものであり
最悪の場合、売買は中止となります。

それまでの苦労も水の泡となってしまいます。

そして、次の買い手を探す際にも
そのレッテルは付きまとうことになります。

そう考えると
周り近所の方々とは
関係を良好にしておくことが
いかに大切かが分かります。

良好にするのが難しければ
マイナスの関係だけにはならないよう
日頃から付かず離れずでも良いでしょう。

何だか煩わしく面倒くさい話ですが
それで損をするのは自分ですので
ここは大人の対応を心掛けましょう。