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分譲マンションの資産価値を下げない身近にできること

初日の出が拝めるかどうか
天気予報が気になる年頃です。

さて、
利便性やセキュリティー等の人気から
爆増した分譲マンション。

最近は
上下階や左右の部屋との遮音性も万全で
一戸建ての感覚で住めるマンションも増えています。沖縄にはまだ無いけどね

また、
建物としての管理が手軽なことから
最近は、歳を取ってからマンションに移り住み
終の棲家として過ごす人もいらっしゃいます。

そんな分譲マンションは
不動産業者の中では、昔から
「マンションは管理で選べ」と
言われ続けてきましたが、
一般の人にはいまいちピンと来ないものでした。(笑)

それが最近になり
マンションの資産価値が
一段と注目されるようになったのに伴い
マンションの管理の重要さも
再認識されるようになりました。

そして、中には
大手の管理会社であっても
アグラをかいた管理を行っていると
管理会社を変更する管理組合も
出てくるようになりました

以前、
あるマンションの管理人さんと
ユンタクする機会がありました。

ご多分にもれず
管理人業界も
現在は人手不足だそうです。

以前は、管理人と言うと
サラリーマン等が定年した後の
手軽な職業の一つとして
人気の職業だったそうです。

ひと昔前の管理人ば、
居住者との日頃も付き合いもあり
また、雑用を含めた日頃の便利屋的な存在として
喜ばれる存在でもありました。

それが
最近の世知が無い世の中や
マンションの管理ブームもあり
居住者の視線が厳しくなっているそうです。

例えば、居住者からは
「ちゃんと仕事をしてるだろうか」
というチェックの眼差しで見られることも
多いようです。

そして
清掃が行き届いていない箇所があれば
厳しく指摘され
命令的にやり直しを求められることも
あるそうです。

中には
管理会社に電話をし
「管理人にちゃんと仕事をさせるように」と
ダメ出しをする居住者もいるそうです。

いくら仕事とは言え
これでは管理人さんも
やってられないですよね。

管理人さんもマニュアル以上の仕事をしても
給料が増える訳ではありませんので
こんな関係では、与えられた仕事を
そつなくこなすのみの存在になっていくものです。

そして、管理人さんも
「居住者が喜ぶために」とか
「マンションの資産価値を守るために」
という意識は薄れて行くものです。

そうなると
これらのマンションの管理においては
付加価値が生み出されることはありません。

この状態が
1年間、そして数年続くと
管理が順調に行っているマンションとは
大きな開きが出てきます。

そして
マンションの所有者には
「築年数の割には管理が行き届いていないマンション」として
自らに降りかかってくることになります。

マンションの管理に限らず、
今はいかに人が気持ち良く働けるかが
問われる時代です。

「高い管理費を毎月支払っているのだから当たり前」ではなく
管理人さんにも気持ち良く仕事をしてもらえるようなマンションこそ
日々の付加価値が生み出され、
それが将来にわたっての資産価値の維持につながります。

こうして
管理人さんだけでなく出入りの業者さんにも
日頃から優しく接してあげることが
回り回って自分への恩恵として
戻ってくるものです。