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不動産に関する法律や法令が変わるとき

年度末の最終日です。

さて、
不動産は関連する法律や法令がゴマンとありますが
それらの中には、刻々と変更されたり、
新たに法律や法令がが追加されるものもあれば、
時代や社会が変化しても
相変わらず古い慣習のままのものもあります。

ちなみに
世の中で事件や事故があると
新たに規制ができるのは後者の方です。

また、
明日から新年度が始まりますが
法律や法令が付加・変更される時期としては
年度が変わるタイミングも多いものです。

そんな中、5月から
宅地に関する新たな法律が施行されます。

この法律は
危険な盛土を規制するものであり
発端は熱海で起きた危険な盛土に起因する土石流の災害です。

規制の内容としては
例えば、これまでは、
建設残土の捨て場や仮置きに対しては
十分な規制がかけられなかったものが
今回の法律で規制が可能となります。

また、熱海のケースのように
前所有者から購入した土地については
全所有者と現所有者との責任が不明確となっていたものが
現在の所有者の義務と責任が明確に規定され
罰則も拡大されました。

これらに伴い
日本に現存する
1,000箇所以上といわれる危険な盛土が解消され
結果的に住民の命や財産が守られることになればと思います。

ちなみに
不動産開発バブルに沸く沖縄でも
建設残土や解体に伴う廃材や産廃が
毎日多量に発生しています。

場所によっては
それらが放置プレイされているところもあります。

また、
それらの残土や廃材を運搬するために
大型ダンプカーがあちこち滑走していますが
それに伴い道路の劣化が進行している箇所も見受けられます。

場所によっては
路面に段差やひび割れが発生しているところもあり
タイヤサイズの小さい自転車やバイクの夜間の通行には
危険そうな箇所もあります。

ひと昔前であれば
反社な方々が、
近隣への迷惑を名目に
工事業者にたかる好都合の条件ですが
今の時代は純粋な住民が声を上げないと
役所も対応してくれないようです。(苦笑)

刻々と変わる法律・法令に対しては
不動産業者も知識のメンテナンスが欠かせません。