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不動産取引のハレの日のイベントでおこる意外なモメごと

日頃からリモートワークにも関わらず
怒濤の8連休の会社も多いようですね。

さて
不動産取引を行う際のイベントとして
「契約締結」と「決済」があります。

どちらも不動産取引において
おめでたいイベントですので
その日の手続きがひと通り終わると
不動産屋が「本日はおめでとうございました。」
という挨拶で締めることもあります。

しかし、
不動産は高額なお金が動きますので
人間の欲や感情などの心理が影響する面もあり
せっかくの晴れの日がゴタゴタすることもあります。

そして
ゴタゴタするのは、決済よりは
契約締結の方が圧倒的に多いでしょう。

例えば
契約締結前の重要事項説明を行っているときに
買主から質問が出ることもありますが
質問の内容はそれほど重要なものでなくても
その回答や対応がマズかったりすると
買主の心理には不安や不快が残ることになります。

当社ではこれまでまでありませんが
最悪の場合は、その場で
「やっぱり契約は止めます」
となるケースもあるようです。

そういう当日のゴタゴタを避けるためには
契約書類の内容について
売主・買主ともに
事前に内容を確認をしておいてもらうのが欠かせません。

契約日よりも前に、両者に会って
それぞれに事前の説明と確認を行うのが理想ですが
不動産の契約は急遽日程が決まることも多いため
対面での事前説明ができない場合は
せめてメールで内容を確認してもらう等の
対応が必要です。

逆の立場で考えて
契約当日に契約書類をいきなり見せられ
その場で説明されても、
ただでさえ専門用語の多い不動産の契約書類は
ナカナカ頭に入ってこないものです。

まぁ、しかしながら
いくら対面での事前説明・確認を行ったとしても
契約当日にいきなりビックリするような話が
売主さんから出てくることもありますので
その時は臨機応変に対応するしかありません。(笑)

これらに対し、その一方で
「決済」は比較的穏やかに手続きが進むものです。

決済では、
司法書士さんが立会いのもと
売主から買主に所有権を移転するための
書類に署名・捺印を行い、
融資がある場合は融資を実行した上で
買主から売主へ代金を支払います。

そして、
代金の支払いが確認出来次第
司法書士さんは法務局に
所有権移転登記の申請を行います。

不動産業者は
これらの手続きがスムースに行なわれるよう
事前の段取りと当日の進行を行うのが主な役割ですので
それが出来れば、決済の当日に
ゴタゴタする要素はまずなく
無事に晴れの日を終えることが出来るものです。

しかしながら、
せっかくの決済の場であっても
些細なことでゴタゴタしたというケースを
タマに聞くこともあります。

例えば
買主から売主へ代金の振込を行う際に
その手数料をどちらが負担するか
といったようなケースです。

これには
地域によっても諸説ありますが
どちらかと言うと
買主が負担するケースが多いようです。

しかしながら
買主によっては


別にオレは現金で支払ってもいいんだ。振込にするのは
そっち(売主)の都合なんだから、振込手数料は売主が負担すべきだ

とゴネる人もいらっしゃるようです。

この状態となると
どちらが正しいという解はでないものです。

数千万円の不動産の売買なのに
数百円の振込手数料でゴタゴタしても
後味が悪くなるだけです。

不動産業者によっては
そのことに早めに気が付き、不動産業者自らが
振込手数料を負担するケースもあるようです。

せっかくの晴れの日のイベントですので
誰もがその日をスムースに終えたいものです。