この灼熱の中、屋外で作業をされている職業の方々は
ホントすごいとあらためて思います。
さて、
ウクライナ情勢や円高の影響で
原材料費の高騰が言われてしばらく経ちまず。
またコロナが襲来する以前から
人手不足も言われて久しくなります。
どちらも商品やサービスの値上げに直結するものであり
実際に私たちの身の回りで
色々なものが値上りしているのを
実感するようになっています。
また工事現場でも
材料が盗まれたという事件も
チラホラ聞きます。
そんな中
いよいよ不動産の価格も
値上げの話が聞こえてくるように
なっています。
それって便乗値上げじゃないですか?あはっ
土地単体の値上げの場合は
その可能性もあります。(笑)
しかし、例えば、
新築の建物を建てる際の
コンクリート、金物、内装、設備等
諸々の材料が値上げしています。
また、工事の際に使用する電気代や
重機や発電機等を動かす際の燃料代も
値上げしています。
現場で作業をする人たちの
人件費も値上げしています。
新築の物件だけでなく
中古の不動産を買取りし
自社でリフォームをして
再販売をするスタイルの業者さんも
値上げが始まっています。
実際に、
「当社で販売中の物件は
一斉に○○万円値上げします」
と通知の来た業者さんもいらっしゃいます。
こうして、不動産でも
何か形あるものを造ろうとすると
以前の価格と比較して
値上りするというのも
いた仕方の無い状況になりつつあります。
しかしながら
不動産業には別の側面もあり
例えば、なかなか売れない物件を
在庫として長らく保有しておくよりは
出来るだけ早く在庫を手放し
また次の物件を仕入れて
儲けを増やしていくという
流動性の方を選択する風潮があります。
ですので
原材料費や人件費の高騰で
やむを得ず値上げせざるを得ない状況もあれば
一方では、売れ行きや在庫の状況によっては
数ヶ月の間に百万円単位で
値引きをすることもあります。
不動産には
いろいろと複雑な事情があるものです。