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不動産業者が行なうチラシ広告の真意

沖縄を訪れるレベルの台風が
いつか本州にも上陸するようになることを想像すると
今後、自然災害への対策がより一層重要になります。

さて
ちまたにあふれる不動産の広告。

「にしたんクリニック」のCMをパクったような広告の
不動産屋が出てくるのも
そう遠い日のことではないでしょう。(笑)

そんな中、
知り合いから
不動産業者が行なっているチラシ広告の
真意について聞かれることがタマにあります。

よくあるのが
「こちらの不動産を買いたいお客さんがいます」
という類(たぐい)のチラシです。

それらのチラシは
特定の人だけにポスティングしている訳では無く
周辺地域はもちろん、マンションやアパート等の
集合住宅には、全ての住居のポストに
投函しているものです。

そんなチラシ広告を見て
気に留めることもなく
ゴミとして捨てる人もあれば
チラシの内容が気になってしまう人もいます。

この手の人たちは
ポスティングを行なった不動産業者の
まさに術中にハマっている人です。(笑)

不動産業者のポスティング広告には
大きく2つのタイプが有ります。

そのうちの1つめは、
多くの人に万人受けするタイプのチラシです。

例えば、
中古住宅やマンションでいうと
お客さんが探している間取りや予算なども掲示しながら、
幅広い人に見て欲しいチラシの内容です。

そして、チラシが見た人たちのうち
一人にでも響けば御の字
という考え方です。

もう1つのタイプは
最初からターゲットを少数に絞ったチラシ広告です。

これは、
チラシを見た人全員を対象とした内容では無く
最初からピンポイントでの反響を期待した内容です。

最近は、
学校の校区を限定したものや
職場の近くという地域の限定であったり
実家の近く等の限られた条件を掲示することによって
ピンポイントでの反響を期待した広告です。

このあたりは
県外のフランチャイズ系では、募集の条件を
より具体的に掲示するよう指導されているものです(笑)

どちらの広告にも共通するには
不動産業界の「せんみつ」の概念です。

「せんみつ」にも色々な意味がありますが
ここでは、不動産業者がお客さんとしてみなして相手をするのは
「千(せん)人のうち3人(みっつ)だけ」という意味です。(笑)

ですので、ポスティングを行なった
何千枚のチラシのうち
みんなから反響が欲しい訳ではありません。

基本的に
不動産の物件は一つしかありませんので
最終的には何千人のうちたった一人のお客さんさえ気に入って
売買してくれればそれで良いのです。

大勢の人がこぞって「購入したい」となっても
逆に困ってしまいます。(笑)

不動産業者も
マニアックな方々が多い業界ですので
「せんみつ」狙いの
マニア受けする広告の方が得意なのです。(笑)