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不動産の値上りに喜ぶ資産家・悲しむ庶民

週末からは初雪も始まるようですが
それでもまだまだ温暖な日本ですね。

さて
そんなポカポカ陽気の日本では
不動産の価格が値上りしている地域が
増えています。

「不動産の価格」と言うのは
厳密に言うと「土地の価格」のことです。

日本の不動産政策を管轄する国土交通省等にとって
この日本の不動産の値上りは
自分の仕事の成果みたいなものですので
彼らは値上りを大歓迎しています。(笑)

たとえば
地価や路線価等が上昇しているという
マスコミ報道をみると、我々は
何だかそれが良いことのように感じるのは
彼らがマインドコントロールしている
その表れでもあります。(笑)

実際、不動産が値上りすると
収益不動産を所有している
いわゆる資産家の方々は
含み資産が増えます。

政治家の方々の多くは
不動産を所有していますので
不動産の値上りは
彼らの資産の増加にもなります。

不動産の価格さえ上がれば
何をしなくても
含み資産が増えると言うのは
不動産の魅力の一つでもあります。

しかしながら
その一方で
不動産の価格が上昇すると
辛い思いをする人もたくさんいます。

その代表例が
不動産を借りている人です。

例えば
賃貸物件で建物のオーナーから
住居や店舗を借りている人は
不動産の価格が上昇すると
賃料を値上げされるリスクが出てきます。

建物だけでなく
土地を借りて事業を行なっている人なども
土地の価格が上昇すると
借地料の値上りを請求される可能性が出てきます。

これらの土地や建物を所有している
不動産のオーナーは、
不動産の価格の変化には敏感ですので
土地の価格が上昇したと聞けば
賃料の値上げを想定するフシがあります。(笑)

実際、不動産の価格が上昇している都市部や
宮古島を中心としたここ沖縄でも
賃料や借地料の値上げが発生しています。

また、
台湾有事を想定し
半導体の安定供給を目的とした国策である
TSMCの進出により、不動産バブルが発生している熊本では
不動産の価格がウナギ昇りとなっており
それに伴い、アパート等の家賃や
土地を借りて事業をしている中小企業の方々の借地料も
大幅に値上りしているそうです。2倍、3倍

また、バブルですので
不動産業者が周辺の土地を買い占め
転売により価格をつり上げるという
バブルではお馴染みのババ抜きも横行しているそうです。(笑)

これらの影響を受け
高い賃料や借地料が払えず
泣く泣く事業やお店を撤退せざるを得ない方々も
出ています。

ちなみに
これらの収益不動産のオーナーは、
景気が悪くなる等で
不動産の価格が下がった場合でも
賃料や借地料を値下げすることはマズありませんし
仮に申出ても応じないものです。(苦笑)