沖縄の都市伝説～車の任意保険への未加入疑惑。。

沖縄も例年に比べ、冷え冷えに感じるのは
気のせいでしょうか。

さて、
沖縄にも色々な都市伝説があります。

例えば
バス停では、手を挙げないと
路線バスが停車してくれないと言います。（笑）

また、
街中を歩いていると
背後からタクシーにクラクションを鳴らされ
タクシーに乗るよう勧誘されると言います。（苦笑）不要なクラクションは道路交通法違反

また、
赤信号でも
車が来なければ
Uターンや右左折は
沖縄県警も黙認とも言われています。USA方式（笑）

そんな沖縄ならではの微笑ましい(？)ウワサですが
これ以外にも少し気になる都市伝説があります。

それは
「沖縄では自動車の任意保険の加入率が低い」
というウワサです。

車社会の沖縄では
自動車は移動手段として欠かせないものですので
それだけ車の使用頻度も高いものです。

また、車の運転は
自分がどんなに安全に注意していても
一定の割合でもらい事故のリスクもあるため
任意保険の加入率が低いとなれば
少し心配なウワサです。

そこでネットで調べてみると
「損害保険料率算定機構」という組織が公表している
都道府県別の加入率の資料がありました。

そのデータを見ると、例えば
事故の相手方への補償である
対人や対物賠償の沖縄の加入率は約54%です。

全国の平均が約75%の中で
ダントツの1位です。（苦笑）

ちなみに自身の車両保険の加入率も
約29%で全国1位です。（全国平均は約46%）

損害保険料率算定機構の資料抜粋：
https://www.sonpo.or.jp/report/statistics/syumoku/ctuevu0000004shr-att/kanyu_jidosha_ken.pdf

このデータからすると
大ざっぱに言って
沖縄では約半分の車は任意保険を使っての補償が
期待出来ないということが読み取れます。

どうやら
単なる都市伝説ではなかったようです・・・

そう思うと、過去に
知り合いが車をブツけられた際に

これで直したらいいさ～

と5,000円を渡して済まそうとしたオジーがいたと言うのも
うなずける気がします。（笑）

じゃあ、どうしたらイイんですか？

もちろん事故に遭わないようにするのが一番ですが
その一方で、沖縄での任意保険の加入率が急増することも
考えにくいものです。

そうすると
「自分のことは自分で守る」という考え方が一つの手段です。

具体的には、まずは
自分の車の保険の内容を確認することです。

保険の中に
「無保険車傷害」という特約が付いていれば
無保険車からの傷害に対しての補償もしてくれます。

また、
歩行中や自転車に乗っている際に
無保険車から受けた傷害も補償してくれます。

ただし、
補償の範囲や内容は
保険会社によって異なりますので
詳しくは保険会社さんに問合せされて下さい。

ということで
沖縄の車の任意保険の加入問題は
どうやらリアルのようですので
日頃からの運転はもちろん
交通量の増える年末年始も
車の運転には十分に気を付けましょう。自分も加害者にならないように