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不動産屋が喜ぶお墨付きのセールストークの横行

これから続く県外のサクラの便りは
見に行きたくなる衝動に駆られます。花粉がアレですが

さて、先日
日銀がマイナス金利政策の解除を公表してから
世の中が多少ザワついていますね。

その中で喜んでいらっしゃる方々の一つが
マスコミですかね。(笑)

17年ぶりの金利政策の変更は
何がと注目されすいネタですので
いわゆる「専門家」や「評論家」の方々のコメント付けて
あーだこーだと報道しやすいものです。(笑)

そんな中、
三菱JFJや三井住友などの大手の銀行では
「金利」の引き上げを発表しました。
また、今後、それらを受けて地方銀行やネット銀行なども
「金利」の引き上げに動き出すことが予想されます。

「金利」と言っても
今のところは預金の金利の引き上げのみが発表されていますが
今後は当然、住宅ローンなどの融資の金利も
引き上げられることでしょう。

そうすると
不動産業界にも影響があるのでは無いかと
憶測が飛び交います。

不動産屋としては
その憶測が大歓迎なのです。(笑)

金利政策の変更など
今後その影響がどうなるのかの正確な予測が付かず
曖昧な状態は、2枚舌を使い分けるのには
もって来いの事象だからです。(笑)

たとえば、不動産屋は
現在、不動産を所有している人に対しては


金利が上がると、今後は不動産の価格が下がるので
手持ちの不動産を売るならば今ですよ!

と売却を促すことが出来ます。

その一方で
不動産の購入を検討している人に対しては


金利が上がると、今後はローンの負担が増えるので
不動産を購入するならば今ですよ!

と購入をアオることが出来きます。(笑)

不動産屋にとっては
金利の上昇によって
不動産の価格が上がる・下がるは別にどちらでも良く
お客さんに不動産の売買をアオることが出来れば
それで良いのです。(笑)

だから
先行きが曖昧であればあるほど
都合が良いのです。

ちなみに
今回のゼロ金利の解除に伴い
今後、住宅ローンの金利が上昇した場合でも
現在住宅ローンを利用している人も
急激に月々の負担が増えることはありません。

住宅ローンには、
急激に金利が上昇しても
5年間は返済額を変えないという「5年ルール」や
返済額の上昇は125%までという「125%ルール」という
ローカルルールがあります。

ですので、
現在の変動金利から
あわてて固定金利に切替えるなどの対策も不要です。

しかしながら、このルールも
単に負担を先延ばしにしているだけで
決して負担が軽くなる訳ではありませんので
楽観視は禁モツです。。

ということで
日銀や政府がオフィシャルな発言をすることによって
経済的な変動が予想される曖昧な状況が
不動産屋のセールストークには好都合なのです。

そのうち、
不動産屋の広告には
「不動産を購入するならば金利上昇前の今がチャンス!」という
文字が躍りまくるようになるでしょう。(笑)ちなみに広告の規約違反の表現です(苦笑)