新年度の行事が落ち着くと
次にやって来るのはGWのお楽しみです。
さて
そんな新年度には
新入社員などの新しい人材が加わり
初心を思い出す良い機会でもあります。
しかし、
世の中の傾向と同様に
不動産業界も人材不足の影響を受けており
他の会社の新人さんでも
思わず 説教 教育してあげたくなることもあるものです。(笑)
また
不動産業界のダークホースと言われる
不動産ブローカーも
ご多分にもれず
人材不足の波が押し寄せています。
不動産ブローカーは
どちらかというと
年輩の人たちが小遣い稼ぎに
不動産屋に売買の情報を持ち込むケースが多いイメージがあります。
しかしながら、
沖縄のように
不動産が活発に動いているエリアでは
色々な分野の人たちが不動産ブローカーとして
首を突っ込むものです。
昨年、沖縄の議会のトップの方が
土地の売買絡みで逮捕されましたが
あれも不動産ブローカーの延長です。
それ以外にも
議員さんや自治会長など
地域とのつながりのある人は
その役柄上、地域の不動産に関する情報も
入りやすい立場にあるため
不動産の取引きへの介在を好まれるものです。
また、最近は
建築関連の会社の役員が
会社の業務としてでは無く
自身の小遣い稼ぎのために
業務上で知り合えた情報や人脈を利用して
不動産ブローカーとなっているケースを
目にすることもあります。
皆さん
お金儲けに
いとまがありません。(笑)
しかし、その一方で
不動産ブローカーの業界も
その質が変化しつつあります。
たとえば
昨今は不動産の価格が向上しているということもあり
○億円、○十億円など売買金額がやたらとデカい話を
持ち込むブローカーさんも増えています。
それだけの規模の不動産になると
その売買に関わろうとする輩も
明らかに多いものです。
また、そんな情報が
特定の不動産ブローカーにしか
流れていないということはマズなく
既に不特定多数のルートに
情報が流出しているものです。
そうなると
タダでさえ怪しいブローカー情報も
情報の精度が更に疑わしくなるものです。
たとえば
最初は5億円の価格だった不動産が
色々なブローカーを経由することにより
価格が上乗せされ
いつの間にか10億円の売買価格になっていることも
あるものです。(笑)
そんな情報が
不動産屋に持ち込まれ
うっかりお客さんに紹介してしまうと
この前の物件の元の価格は5億円だそうじゃない。
そんな物件をオレに10億円で売り付けようとしたの?
とお客さんとの信頼関係にヒビが入る
リスクしかありません。(苦笑)
さらに
程度のアレな不動産ブローカーとなると
今度オタクに紹介したい人がいるんだけど
と言われて
実際に会ってみると
相手も不動産業者だったりすることもあります。(苦笑)
わざわざブローカーさんの力をお借りしなくても
不動産業者同士は、必要なときは
いつでも直接コンタクトは取れるものです。
こんな流れもあり
最近は不動産ブローカーも
人材不足の波が押し寄せています。
その一方で、最近の沖縄は
不動産業者の数が増えすぎたおかげで
業者間の生存競争も激しくなり
不動産の免許を持った正規の不動産業者が
不動産ブローカーに成り下がって
活動しているという話も
聞くようになりました。。