梅雨入りした沖縄では
室内の湿度にはいっそう気を配らないと
家の中がすぐにカビカビです。タンスの中の衣類・カバンがヤバイ
さて
不動産の売買において
その節目となるのが
「契約」と「決済」です。
不動産に少し小慣れた人の中には
売買契約を締結する日を「仮契約」、
名義を変更する日を「契約日」と言う人も
いらっしゃいます。
これは、不動産の登記簿上では
売買契約の締結日については一切記載されず
名義を変更した決済日の日付で「売買」と
登記されるところから来ています。
しかしながら、
不動産売買の手続き上は、正しくは
売買の契約書を締結する日が「契約日」であり
名義を変更する日は「決済日」なのです。
まぁ、
そんな細かい話は別として
契約日や決済日の日程の決定にあたっては
売主さんと買主さんの両方の都合を確認しながら
調整をしていきますが
契約日も決済日も両者にとっては
節目となるハレの日ですので
それなりの配慮をいたします。
その配慮とは
一般的に「大安」などの
良い日取りとするかどうかですが
このときは、その不動産にとって
新しい所有者となる買主さんが
良い日取りにこだわるかどうかが優先されるものです。
売主さんの多くも
そのことを理解し
買主さんの意向に合わせますよ
とおっしゃって頂きますが
中には
ワシは大安がいい
と我を通そうとする
売主さんもいらっしゃいます。(笑)
このようにして
売主さん・買主さんの予定を中心に
契約日と決済日を決定しますが
必ずしも両者を一度に決定する訳では無く
まずは契約日を決定し
決済日はその後で調整することも多々有ります。
ちなみに、決済日については、
所有権の移転登記や
抵当権等の設定・抹消の手続きが関わりますので
司法書士さんや金融機関の都合も
平行して確認・調整します。
こうして
契約日と決済日が決定すると
あとはそのための段取りを進めます。
先程も書きましたが
両日はハレの日ですので
当日はお目出度いセレモニーとして進行できるよう
出来る限り事前説明等を済ませた上で
当日を迎えられるよう心掛けます。
このようにして
それぞれの不動産業者は
数々の不動産売買を全うしていきますが
ここには沖縄ならではの
リスクもあります。
それは「台風」です。
沖縄の不動産の売買は
売主さん又は買主さんのどちらかが
県外在住というケースも多いものです。
場合によっては
不動産は沖縄だけど
両者とも県外在住というケースも
少なくありません。(笑)
その両者が
契約日や決済日に合わせて
沖縄に集結する訳ですが
そこに台風が襲来すると飛行機が欠航となり
契約や決済が出来なくなることもあります。
いまのご時世ですので
電子契約や郵送等で
手続きを完結する方法も有りますが
多くの人の場合は何かと理由を付けて
沖縄に来たいため
リアルでの手続きを選択される人も多いものです。(笑)
こうして
契約日や決済日の近辺に
台風が襲来するとなると
契約日や決済日は
再調整することとなります。
間もなく沖縄の南海上で
台風1号が発生します。
今年も
沖縄に台風シーズンの到来です。。
沖縄での不動産の売買は
台風の予想進路・日程等も考慮しながら
スケジューリングが必要なのです。