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今どきのいわく付きの不動産に働く力

連日の好天のおかげで
観光業も順調にウナギ昇りの沖縄です。

さて
不動産業界でも
何かと話題の多い物件の一つに
【晴海フラッグ】があります。

晴海フラッグは
東京オリンピックの選手村として利用された部屋を
リフォームした後に分譲されたマンションです。

分譲にあたっては
あたかも新築のように売り出されていましたが
不動産の規定で言うと
完成後に誰かが使ったお部屋ですので
中古マンションの扱いとなります。

しかしながら
購入に際しての住宅ローンにおいては
金融機関は「新築」の扱いで評価を行なうという
寝技が使われました。(笑)

また、
晴海フラッグが建てられた土地は
もともとは東京都の所有の土地でしたが
オリンピック時の選手村として活用されること等を考慮し
現在の相場の約10分の1の価格で
三井のすずちゃんの 三井不動産を中心とした
大手の不動産会社に売却されたことから
「都有地の不当な払い下げではないか!」と裁判沙汰にもなっています。

これらのことから、
晴海フラッグは
不動産業界の扱いで言うと
「いわく付きの物件」となります。(笑)

しかし、
そんな「いわく付きの物件」にも関わらず
晴海フラッグは、人気の湾岸地区にあることから
中古での販売価格がウナギ昇りとなっており
現在は、当初の価格から
1.5~2倍程度のハネマン状態です。(笑)

また、
某国営放送の調査によると
晴海フラッグの購入者の約4分の1が
法人の所有となっており
その多くが税金対策や転売目的として
購入されたもののようです。

要は、
東京都の土地を舞台に
マネーゲームが展開されている状態です。

そんな晴海フラッグは
今週末に投票のある東京都知事選は
「諸刃の剣」となっているようです。

大企業や投資家の方々にとっては
晴海フラッグによるお金儲けは
現職都知事の百合子さんの追い風となるでしょうし、
一部のお金持ちに批判的な方々は
アンチに働くかも知れません。(苦笑)

沖縄でも
県外系のホテルや商業施設などの
大規模な不動産が動くときは
色々な力が働くと言います。

有力者やお金などの
目に見えるものだけでなく
スピリチュアルな
目に見えない力も働くと言います。(笑)

不動産は
そんな役割でもあります。