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南海トラフ地震が発生したときの沖縄はどうなる?

間もなくお盆に入りますので
南国リゾート沖縄と言えども
海には入らないのが身のためです。

さて、昨日
宮崎県沖で発生した地震で
世の中が賑やかになっています。

しかし
ここ沖縄は
日本(?)から遠く離れていることもあり
それほどザワついていません。

それどころか
日本で大きな地震が発生したことすら
知らない人もたくさんいました。(苦笑)

今回の地震は
南海トラフ地震の余震の可能性が有るともされていますので
しばらくは用心が必要です。

そう言えば、
8月に日本で大きな地震が発生する可能性があることを
YouTubeで予告していたチャンネルがありました。

うる覚えではありますが
そのチャンネルでは
単に予言的なものではなく
科学的な根拠をもとに予告していました。

しかし
たしか、そYYoutubeでは
地震発生の可能性が高まっている地域は
関東地方だったような記憶がありますので

そういう意味では
エリアは外れましたが
大きな地震の発生を予告した科学的な根拠は
そんなに外れたものでは無いことになります。

南海トラフを震源とした大きな地震は
100年周期で発生しているそうですので
遅かれ早かれいつかは大きな地震が発生しそうですが
その場合に沖縄はどのような影響を受けることに
なるのでしょうか。

2011年に東日本大震災が発生したとき
沖縄には県外から多くの人が
退避しました。

被災地から遠く離れていることや
沖縄には原発が無いことや
温暖でリラックス出来る南国であることなど
色々な理由があります。

しかしながら
県外から沖縄に真っ先に避難して来た方々は
被災地の東北地方の方々では無く
お金持ちの首都圏の方々でした。。

県外から避難してきた方々の影響で
沖縄の住宅への需要が
賃貸・売買ともに急増しました。

完成後、約1年が経過し
半分以上の部屋が売れ残っていたとある分譲マンションが
東日本大震災後の需要で、
あっという間に完売になったのは
沖縄の不動産業界でも当時話題になりました。

これらを「震災需要」と言う人もあり
業界の中には南海トラフ地震が発生した際にも
同様な期待を持っている人もいらっしゃいます。

しかしながら
今後、南海トラフ地震が発生した場合には
沖縄にも震災の被害が懸念されています。

まず、今回、
南海トラフ地震の臨時情報の対象地域に指定されているように
南海トラフで発生した津波が沖縄にも到達し、
海岸沿いや沖縄に多い低地や平地での被害が
予想されています。

また、
周りを海に囲まれた沖縄は
県外からの物資の供給が途絶えると
経済が回らなくなるため
物資の不足が急加速します。

震災後は
被災地の救助救援が最優先ですので
沖縄への物資の供給には
時間が掛かることも予想されます。

しかし、
沖縄には米軍の関係者や
その人たちを配偶者に持つ家族や
米軍施設にお勤めの方々もたくさんいますので
もしかしたら米軍経由での物資の供給が
期待出来るかも知れません。米軍叩きはホドホドに・・・

いずれにしても
南海トラフを震源とする大地震が起きた際には
東日本大震災のときのように
「震災需要」や「対岸の火事」とはいかないでしょう。