台風は沖縄だけの悩みではない

台風10号は
今後迷走するようですね。

さて、
そんな台風10号も
当初は名古屋～静岡付近に上陸し
本州を北上していく予想でしたが
ご存じの通り大幅に進路が変わりました。

マスコミでは
「台風10号は史上最大級」と言っていますが
沖縄ではそれ以上の破壊力を持つ台風を
何度も経験しています。

台風は何度経験しても
その恐怖に慣れることはありません。

とくに、沖縄で言うと
台風の最大の脅威は風の強さです。

沖縄は
鉄筋コンクリート造の建物が多いのですが
それでも、あの暴風の中にさらされると
建物がミシミシと音を立て
身の危険を感じます。

また、いつ停電になるか
怯え続けることになります。

場所によっては
高潮による浸水や
傾斜地や崖の近くでは
土砂崩れの心配も伴います。

このように
台風は何度襲来しても
その脅威に慣れることはありませんが
その経験値を生かして
台風が到来するたびに
その対策を行なうしかありません。

そのためには
沖縄での台風の経験値を
県外にも伝えるべきですが
台風はその進路で無いと思うと
どこな他人事のように扱うフシがあります。

今回、沖縄は
台風の進路にかかりませんので
まるで他人事のようです。（苦笑）

そんな台風への対策は
月並みな内容ではありますが
飛来物となって窓ガラスが割れないよう
庭やベランダの不要物の片付けを行ないます。

サッシや玄関扉の隙間からの
雨水の吹込みを防ぐための
養生を行ないます。

県外の一戸建ては、防犯上
格子や雨戸やシャッター付きのサッシもありますので
その点では多少は安心です。

停電に備え
生活に必要な水や食材の確保を行ないます。

台風は
いったん暴風域の中に入ると
あとは建物の中で
何ごとも無く台風が通過するのを祈りながら
ただひたすら待つしかありません。

みなさま
どうかご無事で過ごして下さい。