不動産にまつわる邪念をクリアする特効薬

朝晩の気温もだいぶ落ち着き
冷房漬けの毎日から解放されつつある沖縄です。

さて、
「沖縄は狭い島国で、
とこかで知り合い同士がつながっているので
悪いことが出来ない」とよく言われます。

確かに、
狭い島国には間違えありませんが
人口が140万人もいるのに
そんなに簡単に人と人とがつながっているとは
思わないものです。

とくに
県外から移住して来た人たちは
小学校も中学校も沖縄ではありませんので
先輩や後輩がいる訳でもなく
そう言われても、最初のうちは
あまりピンと来ないものです。

しかしながら
そんな県外の人たちでも
仕事やコミュニティーに携わりながら
ある程度の年数が経過すると
偶発的な出会いを徐々に経験するようになります。

ちなみに私が一番驚いたのは
県外の地元の小学校の同級生に
沖縄でバッタリ出会ったことです。

これも、結局は
沖縄の知人を介してつながったのですが
1億2千万人の日本の人口うちで
わずか30人程度しかいない小学校の同級生の一人に
沖縄でバッタリ出会うのは
かなりレアな確率です。（笑）0.000025%

そんなことを経験していますので
沖縄で生まれ育ったの地元の人たちが
知り合いを介して、つながっているのは
全くもって自然のことのにも思えます。

ですので
沖縄の地元の人たちの中には
スナックのオネーちゃんを口説いたら
自分の娘の同級生だった
なんて話は良くある話です。（笑）

ちなみに
私の知り合いには
口止め料を支払ったところ
それをネタに脅されて
すっかりカモになった人もいます。（笑）

そんなこんなですので
やはり沖縄では悪いことはできないもの
という考えはリアルに存在します。

しかしながら
この話も不動産が絡むと
事情がかなり変わります。

沖縄の不動産業界でも
「悪事を働くのは県外出身者」
という説がありますが
それも一部は当っています。

確かに
お客さんとトラブった時に
開き直りが早いのは
県外出身者の不動産屋が多いものです。（苦笑）

これは
地元の意識が薄く
失うものが少ないため
開き直りやすいためでもあるでしょう。

しかしながら
少なくとも私が知る範囲では
不動産のトラブルで
タチが悪いのは
地元の不動産業者です。（笑）

お客さんを
繰り返してダマしても
悪びることは無いものです。

まぁ、
悪びるようであれば
悪事は繰り返せないでしょう。

地元の人たちとのつながりもあるでしょうし
それなりにウワサも伝わるものですが
そんなことで躊躇するようなことは
ありません。

強靱なメンタルをお持ちな方々です。（苦笑）

不動産は大きなお金が動きますので
色々な誘惑もあるものです。

そんなとき
邪念をクリアするには
他人の所業を反面教師にするのが
免許皆伝の特効薬です。