不動産屋は昭和の夢や憧れを再現できる場

昨日の地価の公表で
喜び組の人も多いことと存じます。。

さて、
最近の不動産業界は
クリーンアップ作戦もだいぶ進み
スマートな若い人たちや賢い女性たちが
活躍できる環境に変わりつつあります。

近年では
大学を卒業して
不動産会社に就職するという
優秀な人材も増えつつあります。

最近の反社な業界も
インテリ系が増えていると言いますので
不動産業界もそれにリンクしています。（笑）

しかし
昔ながらの不動産屋の中には
インテリ系の仕事よりも
現場作業が楽しくて仕方が無い
という人もたくさんいらっしゃいます。

不動産は基本的に現場だらけですので
自分であれこれ壊したり、直したりすることは好きな人にとっても
タマらない業界です。

しかし
不動産の現場というのは
お客様の財産であるケースも多いため
中途半端な対応はできません。

例えば、
建物や設備の修繕等で
専門の業者さんに対処してもらった方が良いと思えば
躊躇せず対応を依頼します。

しかしながら
業者さんに依頼するということは
それなり費用が掛かることでもあります。

また、
最近はどの分野の業者さんも人手不足ですので
対応を依頼しようと思っても
現場確認に来てもらうだけで
「一週間先になる」ということもあります。

そんなときに
状況や作業内容にもよりますが
自分の能力で対処出来るものであれば
専門の業者さんに依頼をせずに
自分で現場作業をすることもあります。

部品の交換等で修繕できる場合は
事前にオーナーさんの了解を頂いた上で
部品代だけを負担してもらい
作業することもあります。

このような取り組みをしていると
日頃、作業を依頼している専門の業者さんの
現場での作業を見るのも楽しくなります。

これまでの
自分の知識にはなかった作業や工程や段取りを見ていると
感心することだらけです。

業者さんによっては
専用の作業ツールを使っている人もいますので
そんなノウハウが詰まったツールを見るのも楽しみです。

とくに、最近は
スマホで映像を確認できるスコープカメラや
同じくスマホに赤外線カメラを取付けて雨漏りを調べたり
レーザーで建物の水平や傾きを確認する機械など
大人でもワクワクするようなツールがたくさんありますので
その手のツールのお触りが好きな人にとっては
自分で作業をしてみたいと思うタマらない機会です。

また
現場作業には
ユンボウなどの重機を使うパワー系の作業もありますので
重機を操作するための資格をしっかり取得すれば
自分で重機を操作することも出来ます。

いずれも、
「パイロットになりたい」とか
「電車の運転手になりたい」とか
昭和の時代の子供の頃の
夢や憧れにもつながりそうな
ワクワク系の仕事です。

今どきの若い人たちは
スマホやパソコンにはものすごく長けていますが
ノコギリやカンナにさえも触れる機会は
まず無いと思います。知ってるのは橋本カンナくらい（寒）

しかし、
昭和生まれの
現場中心の仕事に憧れた人たちにとっては
不動産屋は子供の頃の夢や憧れを再現できる場でもあります。