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株式会社沖縄ネット不動産
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アンチ再生可能エネルギー派をうならす【ペロブスカイト太陽電池】

窓を開けて寝ていたら
夜中に オシッコで 寒くなって目が覚めた沖縄です。

さて、
先日の自民党の総裁選で
とある候補者へのアンチ活動として
メガソーラーの今後の産廃処理リスクについてのSNS情報が
大量に出回りました。

総裁選の話は別としても
現在の太陽光発電のリサイクルには多くの課題があるため
このままでは、今後、大量の産業廃棄物となって
次世代に大きな負担を残すことになるのは
現実的です。

そんな中、日本では
次世代の太陽光発電の開発が進んでいます。

それが
【ペロブスカイト太陽電池】だそうです。

カタカナ続きの読みにくい名称ですが
「ペロプス」という名称は
ギリシャ神話の英雄の名称から来ているようです。

この【ペロプスカイト太陽電池】は
従来の太陽光パネルと異なり
ペラペラのシートのような形状をしています。

特徴としては
・薄くて軽量
・発電効率が高い
・レアメタルを使わない
・日本国内で製造が完結出来る
・製造コストを抑えられる
・現在のパネルと比較しリサイクルが容易
などがあり、これまで施工が難しかった
壁面やガラス窓への設置も可能となります。


そんなのイイことずくめじゃないですか。あはっ

これに対し
・現在のパネルと比較し寿命が短い
・耐久性が低い
・メガソーラーなど広い面積への対応が難しい
などのデメリットも当然あります。

設置場所の範囲が広がったとしても
沖縄のように台風は頻繁に訪れるエリアでは
ペラペラの【ペロブスカイト太陽電池】は
すぐに風で飛ばされてしまいます。

これらをどう解決していくかが
普及への課題となるでしょう。

この
【ペロブスカイト太陽電池】は
積水化学、アイシン、パナソニック系の企業などで
実用化に向けた開発が進んでおり
来年度には公共施設への設置が予定されていますし
国からの補助金も予定されています。

現在のシリコン系のパネルを使った
太陽光発電に対しては
アンチな人も多かったのですが
この【ペロブスカイト太陽電池】が成功すれば
本当に地球に優しい再生可能エネルギーに
一歩近づくことでしょう。

ちなみに
この【ペロブスカイト太陽電池】は
将来のノーベル賞ものと言われているそうです。