保証会社の審査結果が正しいこともあるものです

昨晩のスーパームンは
例年に比べて何だか小さく感じました。加齢で目が悪くなったセイかも・・・

さて
賃貸物件を借りる際に
家賃保証への加入を条件とする物件が
増え続けています。

世の中では空家や空室の賃貸物件が
増え続けている中で
入居者を確保するためには
入居の条件をユルくするのが効果的ですが
それと逆行するように、
保証会社への加入が一般的になっています。

家賃保証は
家賃の滞納など
入居者に何かあったときに
その金銭債務を保証してくれますので
物件のオーナーさんにとっては保険みたいなものです。

また、
賃貸物件を管理している管理会社にとっても
家賃の滞納があった際には
代位弁済を請求さえすれば
数日後には保証会社から滞納分の金額が
振込まれるという、使い勝手の良い保険です。

しかしながら
この家賃保証も誰もが利用できるという訳では無く
利用にあたっては、保証会社の審査があります。

具体的な審査内容については
保証会社も教えてはくれませんが
基本的には、これまでの賃貸物件での家賃滞納の有無や
家賃に限らず、他のローン返済についての履歴などを
確認しています。

その結果、
ほとんどの人は審査はクリアとなりますが
ごくタマに審査が否認されることもあります。

個人情報等の観点等から
保証会社も否認の理由については決して教えてくれませんが
前述の内容で何か懸念があるものと思われます。

保証会社の審査結果が出ると
不動産会社はその内容を
物件の申込人に伝えることになりますが
保証会社に否認されたことを伝える際は
少し気を使うものです。

以前、
日頃は温厚な方で
勤務先もしっかりしている人から
賃貸物件の申込みを頂き
保証会社の審査を受けたところ、意外にも
保証会社から「否認」の回答が来ました。

その結果を電話で先方に伝えたところ
それまで温厚だった人が
急変しました。

本人は「何とかならないのか」と
食い下がっていましたが
口調は強く、言葉使いも荒っぽくなり
絡まれているような感覚です。

それまでの温厚そうな人が
すっかり面倒臭い人に変わってしまいました。

そういう一面を知ってしまってからは
これ以上、商談を進める訳にもいかず
残念ながら入居をお断わりせざるを得ません。

不動産会社の間では

保証会社によっては審査がザルのところがありますよね

と揶揄されることもありますが
そんな審査にさえも引っ掛かる人は
それなりの事情があるようです。