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株式会社沖縄ネット不動産
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売却を依頼された不動産を囲い込みして何か問題ありますか?苦笑

4月になると
沖縄はかりゆしウェアの解禁となります。一年じゅう半袖のかりゆしの人もいますけどね

さて
不動産業界には「囲い込み」という
業界用語があります。

簡単に言うと
不動産業者が
仲介手数料をより多く獲得するために
売主から売却依頼を受けた物件を
同業者に情報開示をしないという行為です。

日本において不動産の仲介手数料は
売主と買主からそれぞれ頂くのが一般的です。タマにくれない売主もいますが(苦笑)

ですので
囲い込みをする不動産屋は
その仲介手数料を売主と買主の両方から
一社でもらおうとするために
同業者には情報を開示しないのです。

この囲い込みの行為は
姑息な手段を使えば
いかようにでもゴマかしが出来るので
なかなか犯行のシッポを掴むのが難しく
今はヤッタもん勝ち的なところがあります。(苦笑)

この囲い込みは
最近はネットでも簡単に検索できたり
山ピーファン御用達の「正直不動産」等でも
取り上げられていますが
かと言って、私たちの一般社会においては
そんなに問題視されていません。

それは
不動産業者が囲い込みを行なったとしても
一般の人にとってのデメリットが
ほとんど実感できないためです。

少しずつ細かい話になっていきますが
業界内では、「囲い込みが行なわれると
その物件情報の流通が限定されるため
売却に時間が掛かるなど売主に損害を与える」
などのデメリットが問題視されています。

しかし
売主にとっては
少しでもよい金額で
早期に売却が出来れば良いのであり
囲い込みによって、早期の売却に支障が出た
という実感も定量的には感じないものです。

ですので、仮に
売却を依頼した売主が
自分の物件が囲い込みをされていたとしても


それがどうかしたんですか?

 

という感覚の程度なのが実情です。

そういう背景もあり
沖縄でも囲い込みの術を多用している不動産屋は
存在しています。

以前、
囲い込みをしている不動産屋に努めていたという人と
話す機会がありましたが
その会社では、


「囲い込みをしている」と言われてもいいからヤレ!

と社長の指示で
囲い込みが日常的に行なわれているそうです。(苦笑)

どおりで、同業者が
その不動産屋に物件の問合せをすると


その物件は同業者には紹介出来ません

と露骨に囲い込みをしているという
タレコミが多い訳です。(笑)

不動産の囲い込みについては
国交省も色々と対策を実施していますが
先程も書きましたように
一般の方々がそのデメリットを実感しないうちは
なかなか本気では消滅しにくいものです。かと言って当社はしてませんよ。為念