沖縄の首里にある不動産屋の不動産売却・相続相談の情報サイト|中古マンション|中古住宅|売土地|外人住宅|軍用地|収益物件

沖縄不動産の売買情報

沖縄不動産の売買無料査定依頼

株式会社沖縄ネット不動産
9:00~18:00(定休日:日曜日・祝祭日)

不動産屋にダマされて安く売らされる不動産の契約

右も左も関係無く、沖縄の人が真に喜ぶのは
テーマパークではなく甲子園での活躍だというのを実感しています。

さて、
不動産に限らず
高額のお金が動くときには
詐欺のリスクが付きまとうものです。

その中でも不動産は
歴史的に社会で悪事を働く者のみが扱うことが出来る
特別な権利であったのが不動産屋の源流ですので
人をだまして儲けることにも抵抗の無い文化が根底にあります。(苦笑)

ですので
一般社会では当り前のことをやっているだけでも
自称「正直不動産」を名乗ることが出来るのです。(笑)

そのような背景のもと
不動産業界の中では
不動産の売買で実際に「ダマされた」という事例が
聞こえてくることもあります。

例えば
高齢者が不動産屋の口車に乗って
所有する不動産を安く売らされたという話も
タマに聞きます。

そういったケースは
その高齢者に身寄りが無かったり
子供が居ても県外等の遠方で暮らしていて
会話をする機会もなかなか無いような家族が狙われるものです。

そして
親御さんが亡くなったときに、はじめて
不動産が売却されたことを知るというケースもありますし
お盆や正月で家族が帰省したときに、
そのことが発覚するケースもあります。

しかし、その手の不動産屋は
高齢者本人が「自分はダマされた」とは1ミリも思わないように
言葉巧みにダマすのが得意なものですので
不動産屋にダマされたというのを立証するのは
なかなか難しいものです。

もちろん、それでも戦うことはでき
民法ではダマされて行なった契約は
取り消すことが出来ます。

しかしながら
不動産屋にダマされて売却した不動産を
その不動産屋が誰かに売却してしまった場合
民法上、ダマされた高齢者は
その買主には取消を主張できなくなります。

このあたりの法律上の仕組みは
不動産屋も熟知していますので
不動産屋は買主と結託して
マンマと安い金額で不動産を手に入れるのです。

沖縄でも
この手口を使って
大きく成長した不動産会社もあります。(苦笑)

不動産業界も、ご多分にもれず
コンプライアンスうんぬんが言われていますが
今後、高齢者化が進むと、もっと巧妙な詐欺の手口が
使われることになるリスクがあります。

昨日私の携帯にも


警視庁の○○ですが

 

という電話が掛ってきました。電話番号の下3桁は「110」


今お話ししても大丈夫ですか?

 

と聞かれたので


ダメです。さようなら

と言って電話を切りました。(笑)

今の社会、
電話一本で姿の見えない詐欺が横行していますので
それらと比べたら、不動産屋の場合は
何度もリアルに接していくぶん
警戒のガードがすっかり緩んでしまうものです。