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株式会社沖縄ネット不動産
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売主も不動産屋も気が付かない不動産売却の決め手

先日入店した観光地のお店は、お客さん・店員さんともに
9割以上が外国人だったという観光県の沖縄です。笑

さて、先日
家電量販店にお勤めの店員さんと話す機会がありました。

家電量販店は、
ライバル店との競合が激しい業界である中で
最近は家電品をネットで購入する人も増え
なかなか厳しい業界の一つでもあります。

それに伴い
店舗フロアでの販売員も削減され
以前は、白物家電・パソコン類など
販売する商品の分野によって
担当が分れていたものが
現在では一人の店員で
全ての商品の対応をせざるを得ない状況とのことです。

その一方で
家電品も技術の進歩が早く
マイナーチェンジを含めて
商品の仕様や特長を覚えるのに
日々努力が欠かせないとのことでした。

そういった意味では
家電量販店も不動産も
新しい知識の習得が欠かせないという点で
共通する部分があります。

そんな中、
家電量販店の店員さんから
興味深いお話しを聞かせてもらいました。

それは、パソコンの購入で
来店したお客さんのお話しでした。

使用していたパソコンが壊れたため
買替えで来店されたお客さんが
たくさん並んだパソコンの中で
どれにしようか迷っていたという
量販店ではよくある光景です。

こういう場面においては
実物を見ながら自分自身で比較検討するのが
楽しみな人もいますので、その手の類いの人は
店員さんから早々に声を掛けられるのが
ウザイと思うものです。

その一方で
商品にあまり詳しく無い人の場合は
早々に声を掛けてサポートしてあげた方が
喜ばれるものです。

ですので、量販店の店員さんも
そのお客さんがどちらのタイプなのかを
見極めながら声を掛けるタイミングを見計らっているそうです。

話は戻りますが
パソコンの買換えで来たお客さんは
多少はパソコンの知識があるようだったので
店員さんは、お客さんが想定している予算の範囲内で
パソコンのCPUの能力やメモリーやストレージの容量等
商品ごとの違いを説明しながら、
そのお客さんの条件に合いそうなパソコンの候補を
いくつか紹介したそうです。

そんな中で、お客さんが着目したのは
CPUやメモリ等のパソコンの性能上のスペックよりは
「キーボードを操作するときの静粛性」だったそうです。

そのお客さんはパソコンを操作しながら
他人とコミュニケーションをすることもあるため
キーボードを叩く音がノイズになり
相手に不快感を与えないことがポイントだったそうです。

結局、キーボードの静粛性を決め手として、
予算は多少オーバーしても
静粛性に特徴があるメーカのパソコンを
購入したそうです。

「不動産は同じものは二つと無い」ますが
それでも似たような仕様や価格帯の不動産は
たくさんあるものです。

その中で、どの不動産の
どんな点が買い手の決め手になるか
予想がつかないこともあります。

たとえば、近年は
建売の会社が複数の住宅を建てるのは
ごく普通のことで、
同様な仕様の住宅だらけが実態です。。

以前、そんな中で、1軒だけ
2階にリビングにがある住宅がありました。

2階のリビングは
日当たりも眺めも良いのがウリですが
それを決め手にお客さんが購入を決断されました。

2階リビングの物件は
明らかに他の物件と違いがありますが
不動産もロケ-ション・価格・間取り等以外にも
不動産屋や売主も気が付かないような点が
買主の購入の決め手になることもあるということを
家電量販店の店員さんの話を聞いて
あらためて思い出しました。