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株式会社沖縄ネット不動産
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不動産を売却する時にリフォームして売った方が儲かるの?

秋の始まりの9月ですが
沖縄だけでなく長い夏がまだまだ続きそうですね。

さて
不動産の売却を検討されている方から


リフォームしてから売った方が高く売れますかね~?

 

といった相談を頂くことがあります。

このような相談においては
当社ではリフォームの実施は
マズお勧めしていません。

「不動産を売約するときは少しでも高く売りたい」
という売主さん多くが持つ自然の心理ですが
デメリットもいくつかあるからです。

1つ目のデメリットは
費用を掛けてリフォームを行なったとしても
その費用分以上に、高く売れる保証がないためです。

実施するリフォームの内容によりますが
例えば、「リフォームにあまり費用を掛けたくない」と思うと
キッチンなどは賃貸物件で使われるような最低限の仕様のものを
選定することになるでしょう。

そうすると
「安っぽいキッチンは好みではない」という買主からすると
その物件は検討の対象から外れる可能性があります。


じゃあ、買主が好きなキッチンにリフォームすればいいじゃないですか。あはっ

そうすると
売主にてリフォームした安価なキチンは無駄になり
買主にとっても、そのコストが価格転嫁されているぶん
高く買わされたことになります。


じゃあ、もう少し高級なキッチンにリフォームすればいいのですか?

 

高級なキッチンにリフォームしたからと言って
それが買主の趣味・趣向に合うかどうかは分からないですし
仮に趣味・趣向に合った場合でも、それに費やした費用を
買主が上乗せして評価してもらえるとは限りません。

こうして、繰り返しになりますが
売主が費用を掛けてリフォームを行なったとしても
その費用ぶんだけ高く売れる保証はありません。

2つ目のデメリットは
リフォームを行なってから売却する際には
それなりの現金の準備が必要となることです。

リフォームをする場合は、売却より先に
工事業者さんへの支払が発生しますので
キャッシュフローに余裕がある人でないと難しいです。

また、資金に余裕がある人であっても
先行して支払が発生する場合、
「費用を回収しなければ」という
精神的な負荷が掛かり始めます。

そのことが
不動産の売却にあたっての
冷静な判断の目を曇らすことになる場合もあります。

3点目は
リフォームには色々なノウハウが求められるという点です。

例えば、
リフォームには、設備や壁や床などの
目に見える部分のみを新品に交換する方法がありますが
その際にも色々な施工方法があります。

また、目に見える部分よりも
さらに内側の配管等も交換するリフォームもあります。

これらは
現地の状況・状態に応じて
施工内容が変わってきますが
それを判断するノウハウがあるかどうかです。

また、これらの施工内容によって
リフォームに掛る費用は数百万円単位で
変わることもあります。

このように、
一般の方が不動産を売却する際には
時間とお金と精神的な負担等のリスクを負うよりは
目の前にある不動産の売却に専念した方が
何かと負担が少ないと思います。