県外からのお客様にお会いすると
「県外の方が暑い」とおっしゃるのが
現実味を増している沖縄です。
さて
不動産業も色々なお客さんと取引をしますが
その中でもとくに賃貸物件を扱っている不動産会社は
様々なお客さんに接しています。
居住用やセカンドハウスなどの物件であれば
芸能人や有名アスリート等のお金持ちから
生活保護を受けなければならない方々まで
色々な人がお客さんとなって取引を行います。
また、
事務所・店舗系の物件であれば
一流企業の会社事務所から
街の小さなお店まで幅広い業態の物件を扱います。
これらのお客さんと取引をさせていただくことにより
次の良いお客さんを紹介して頂き
そのお客さんと取引をさせていただくなどの
好循環が生まれることもあります。
また
世の中のスナック等の飲み屋さんも大半は賃貸物件ですが
当然それらを扱っている不動産屋もいます。
知り合いの不動産屋にも
これらの物件を扱っている会社がありますが
それらの会社も対応が様々です。
例えば
スナックビルを管理している
ある不動産屋の社長は
自分の管理している物件に入居しているスナックには
マズ飲みには行きません。
新規での開店オープン時には
お付き合い程度で顔を出すことはあっても
それ以降はお客さんとして
出入りすることはありません。
それは
自社で管理している物件のスナックに
お客さんとして出入りするようでは
管理会社と入居者という関係のバランスが
崩れるからです。
自らがスナックの常連さんになり
ママや従業員のオネーちゃんに夢中になってしまうと
例えば、家賃の滞納が発生した時に
強く言えない立場になってしまうのを
未然に防ぐためです。
もちろん中には
常連さんと管理会社という立場を
きちんと切り分けて対応出来る不動産屋もありますが
少なくとも知り合いの不動産屋はそれが出来ないと踏んで
自分で抑制をしています。
また、世の中には
風俗店向けに店舗を貸し
管理を行なっている不動産屋もあります。
それらの不動産屋の大半も
先程のスナックと同様に
自社の管理物件だからといって
お客さんとして出入りすることはありません。
風俗店の場合は
スナック系と比較しても
入居者さんとトラブった時の代償が大きいためでもあります。(笑)
しかし、その一方で
風俗店の入居するテナントビルを管理している
知り合いの不動産屋の社長は
お会いする度に、管理物件のことを
いつも嬉しそうに話してくれます。こりゃハマってるな(笑)