台風の発生する場所が
沖縄よりも北側というのも
これから増えていくんですかね。沖縄がフィリピン化(笑)
さて
居住用の不動産を購入する人に中には
家族が出来たのをきっかけとする人も多いものです。
子供が出来て家族の人数が増えたときはもちろん
結婚によりパートナーという家族が出来たケースもそうです。
住宅を購入するとき
「出来るだけ広い家にしたい」と思うのは自然の心理ですが
家の広さは建築面積に関わってきますので
大きな家を購入すれば
そのぶん購入金額の総額も大きくなります。
お金持ちの人たちは
特段お金に困っていませんので
その思いのままに大きな家を購入されますが
そんな大きな家も、年月の経過と共に
色々なことが変わってきます。
例えば、
家を購入した当初は、子供たちもまだ小さく
家の中も閑散としているものですが
それから10~15年が経過し、
子供たちが成長し、それぞれが自分の部屋を持つようになると
閑散としていた家も家族だらけで飽和状態になります。(笑)
しかし、
それから5~10年もすると
子供たちは進学や就職のため
高い確率で家から離れて暮らすようになります。沖縄は実家暮らしも多いですが
さらに、その先で
素敵なパートナーが見つかると
自宅から独立して
自分の所帯を持つようになります。
こうして、
飽和状態であった広い家も
1人抜け、2人抜けといったふうに
徐々に使わない空間が増えていきます。
さらに、
子供たちが成長・独立をすると言うことは
家の持ち主である親も確実に歳を取り
大きな家の中での移動が苦痛になって来ます。
また、県外の場合は
厳しい冬もあるため
大きな家はそれなりに底冷えするものです。(苦笑)
こうして、
大きな家がその機能をフルに活躍するのは
恐らく15~20年くらいで
それ以降は盆や正月に
子供たちが帰省したときにホテル代わりとして
活躍するくらいでしょう。(笑)
こうして、賑やかだった家も
徐々に「無駄に広くて寒い家」に成り下がって行きます。
そして
その苦行に耐えれなくなってくると
その大きな家も「売却しよう」という話が出てきます。
しかし、大きな家は、
自分たちが購入したときにそうだったように
土地や建物が大きいぶん
売却価格も高額になります。
また、大きな家は
設備の数も多く
メンテナンスコもストも高くなりがちです。
これからことから
高額な家を購入出来る人は自然と限られてくるため
一般的な広さの物件と比較して
売却に時間が掛ってしまう場合もあります。
良かれと思って購入し大きく広い家も
売却時には、それがデメリットになることもあります。
不動産屋であれば
このようなケースを
実際に何度か見ているものです。