今年の台風は沖縄を避けて
台湾に向う傾向があるようです。台湾さんごめんなさい
さて、
売買を行う不動産業者には
いくつかのビジネススタイルがあります。
たとえば、
資金力がある不動産業者は
自社で不動産を買取り・仕入れをして
それを第三者に転売するスタイルがあります。
このときは
仕入れの価格と転売した価格の差額が
基本的に利益になりますので
高く売れば売るほど
利益の幅も大きく設定することが出来ます。
厳密には税金や経費が差し引かれた残りが利益です
また
売主さんが所有する不動産について購入希望者を探す、
いわゆる「媒介(仲介)」の場合には
売買金額に対しての仲介手数料が
その仕事で得られる報酬となります。
とくに後者の場合
不動産業者は同業他社のライバルがいることも多い中での
成功報酬ですので、何とか自社で成約が勝ち取れるように
日々切瑳しているものです。
そんな中、
売主さんの中には
不動産をいくつも所有している
いわゆる資産家の人もいらっしゃいますが
不動産業者は、その人が資産家だと言うことがわかると
その売主さんと一度取引を行うと
それに味を占めて容易には手放さないものです。(笑)
たとえば
取引を行った後も
○○さん、次は△△の不動産を売却しませんか?
とオイシイ話とセットで
次の不動産の売却話を持ちかけます。
一般の方であれば
このあたりで「怪しい」と思うものですが
不動産屋が目を付けるのは
「身寄りのない(少ない)年輩の方」です。
年輩の方は
ネットに疎い人も多いため
外からの情報がなかなか入ってこないものです。
情報が入っているのは
地元の 偏った 地方新聞とTVニュースくらいです。(笑)
そうすると
自分の所に訪れる不動産業者も
外からの貴重な情報源の一つとなります。
そんな情報源に対し
愛着が湧いてくると
すっかり不動産業者に洗脳され
徐々に言うとおりにするようになります。
実印や印鑑証明書も
言われるがままです。
こうして
手持ちの不動産を
スッカラカンにされた人もいらっしゃいます。
また、
ひと昔前の話になりますが
不動産業者によっては
身寄りの無い高齢者と養子縁組になり
その後、相続により一等地の不動産を
マンマと手に入れたというところもあります。
いずれにしても
不動産業者は甘い蜜に
続きがあると思うと
色々な手段を考えつくものです。(笑)