昭和な方々だと「体育の日」ですね。
さて、世の中で
不動産屋に対する不満は数々ありますが
その中でも多いのが「不動産屋の態度」に関するものです。
とくに「態度が横柄」とか「高圧的」というのは
よくあるご指摘です。
たしかに
ひと昔前の不動産屋の中には
夕方の営業時間ギリギリの時間帯に
物件の内覧を依頼すると
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このあと飲み会があるんで早く終わらせてもらえませんか?
とお客さんに言う従業員もいました。(笑)
それ以外にも
「不動産屋に恫喝された」とか
「あからさまにイヤな態度をされた」というような話は
ゴマンと聞きます。
また、世の中の構図も
「何も知らないか弱い一般消費者」VS
「極悪非道な不動産業者」という風にした方が
勧善懲悪型で収まりが良いものです。(苦笑)
これらの大半は、ご指摘の通り
不動産業者側に問題があることがほとんどですが
しかし、当事者である不動産業者側の話を聞くと
不動産業者がキレる原因を創造する一般消費者も
ソコソコいるのが現実のようです。
例えば
物件の問合せの電話があった際に
少しでも意に沿わないことがあると
「お客に対してお前のその態度は何だ!」「生意気だ」
「お前じゃ話にならん」と否定攻撃が始まる人も
一定数でいます。
今でこそ、世の中に
「カスハラ」が認知されるようになりましたが
ほんの少し前までは、「お客様」の名のもとに
必用に絡んでくる人は、不動産業に限らす
存在していました。
中には
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今からお前の会社に乗り込んでやるから!
と身の危険を感じるような言動をする人の話も
タマに聞きました。
そう考えると
必ずしも不動産業者が「悪」で
一般消費者が「弱い人」では無いものです。
何かと時代が変わった今でさえも
不動産業者から冷遇されることがあったときには
自分にも何か心あたりがなかったか
今一度振り返って見て下さい。
もしかしたら、
お家に帰ったときに
奥さまに冷遇されているのと
理由や状況は同じなのかも知れません。(笑)