遠く離れた台風24号の影響で
朝からジャジャ漏れの沖縄です。
さて
不動産の売買は大きなお金が動きますので
そのお金が移動するタイミングで
自らの財布にお金を落とそうとする人もいます。
その代表格が不動産業者であることは否めませんが
それ以外にもいろいろなことを画策しようとする業者が
いらっしゃるものです。(笑)
例えば、売主さんが
既存の建物を取り壊し、
土地として売却する場合には
解体業者さんに解体作業をしていただきます。
この時、解体業者さんから
次のような話を持ちかけられることがあります。
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この土地を自分が買主を探してくるのでその時には紹介料をよこせ!
このような話の有無に限らず
良い買主さんを紹介していただいた時には
寸志程度の謝礼をお支払いすることもあります。
しかし、解体業者さんによっては
元の土地の販売価格に一定の金額を上乗せし、
買主さんにはその金額で買わせることによって
その上乗せした金額分を紹介料として全額よこせと
いう業者さんもいます。(苦笑)
また、
売主さんの既存の建物をリフォームしたのちに
販売する場合においては
リフォーム業者さんから同様な話をされることがあります。
自分たちでリフォームを行った物件について
「買主を探してくるので
売主さんとの販売価格に上乗せして
そのぶんを自分たちの紹介料として払って欲しい」
といったような内容です。(苦笑)
ちなみに
業者さんが「紹介料」と称し
ピンハネしようとする金額は
数百万円単位です。。不動産屋の仲介手数料よりも高額
しかしながら、どちらのケースも
売主さんと買主さんで取り交しをする契約書には
売買金額も記載してありますので
買主さんがその物件をいくらで購入したかは
自ずと売主さんにもバレることになります。
ですので
当然、このようなケースは、不動産業者も
事前に売主さんに報告せざるをえないものです。
その話を業者さんにすると
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オタクにも少し(紹介料を)分けてあげるから
そんなのオタクでうまくやってよ
売主さんをタマすのに加担させられそうになったり
業者さんによっては、強い圧で
詰め寄られることもあります。(苦笑)
いずれもご丁重にお断わりすると
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気の利かない不動産屋だな~
とお叱りをいただきます。(苦笑)
どちらが仲介業者なのか分からなくなりますが
そんな気が利くようであれば
元から不動産屋はやっていません。(笑)
繰り返しになりますが
不動産は大きなお金が
買主から売主へ移動しますので
その過程に介在し
何とか自分の所にもお金が落ちるようと
画策しようとする人も少なくないものです。