沖縄でも横行している不動産にまつわる詐欺への効果的な対策

昼間は半袖でも過ごせそうな今年の沖縄です。

さて、近年
特殊詐欺が横行していますね。

以前は「オレオレ詐欺」
なんて言い方をした時期もありましたが
最近は「闇バイト」とか「トクリュウ」等の
色々な言い方があり、困ります。（笑）

不動産に関連した詐欺で言うと
ひと昔前に横行した「原野商法」や
つい最近も問題になっている
成田空港近くのエリアでの開発への出資を募った詐欺など
「カネ儲けしたい」という
心のスキを狙った詐欺が多いものです。

その一方で
太陽熱を利用した温水器などの高額な商品を
訪問販売で強引に売り付ける手法もありましたが
最近は商品ではなく、
高額な工事を行う詐欺も横行しています。

近年、ここ沖縄でも、
以下のような詐欺の情報を聞いています。

・「見積り無料」をうたい
　高額な外壁補修工事を取付ける業者

・床下の無料点検をうたい
　配管からの漏水やシロアリ被害をでっち上げ
　高額な工事代を請求する業者

・「近隣で作業中にオタクの屋上に不具合が見えたので
　無料で点検します」と屋上に上がり、不具合をでっち上げ
　高額な修理代を請求する業者
　
これらはいずれも
平日の昼間に独り暮らしの高齢者や主婦など
比較的情報の少ない人たちの在宅時間を狙って
訪問営業を行うものです。

とくに最近は
強引さは表に出さずに
高齢者などに寄り添う体裁を取って高額請求を行うため
なかなか発覚しづらいケースもあります。

先日も、80代の高齢者に対し
実在する不動産会社と同じ会社名を名乗って
でっち上げた防水工事の
高額な代金を請求した事例がありました。

月並みではありますが
これらの詐欺を未然に防いだり
早期に発見するためには
家族がこまめに声を掛けてあげて
様子の変化等に気付いてあげることが
身近でかつ効果的な対策と言われています。