おはようございます。
ジャジャ漏れの雨に見舞われている沖縄です。
さて
不動産を購入する背景には
色々なケースがあります。
手狭になったアパートを出て
自己居住用の一戸建てやマンションなど
夢のマイホームを購入する人。
収益・投資目的で
賃貸物件を購入する人。
自分の夢を実現するための場として
土地を購入する人。
それぞれ明確な目的と
購入後の夢を持っていらっしゃいます。
そんな中、
異性のために
不動産を購入する人もいらっしゃいます。
例えば、
出会い系や婚活サイトで知り合った異性と
デートを重ねていくうちに
不動産の購入を勧められます。
ひと昔前は、
結婚して一緒に暮らすためのマンションを
購入させる手口が多かったそうですが
最近は投資用のマンションを購入させる手口も
増えているようです。
どちらも
売主である不動産業者と購入の売買契約を締結し
高額のローンを組まされ
売買代金の決済が終わると
もれなく異性との連絡が取れなくなります。
そのあと、手元に残るのが
異性と一緒に住むはずだった空っぽのマンションよりは
毎月の賃料が入ってくる投資用マンションの方が
本人の諦めが付きやすいという理由のようです。
これらの手口は
異性による結婚詐欺だけではなく
大体は不動産業者もグルです。
中には、相場よりも
高い価格で購入させることで
更に儲けようとする業者もいますが
これはのちのち自らの詐欺行為を立証する要因にもなってしまうため
今は相場に近い価格で購入させるそうです。
テレビに出てくるような出来事が
リアルに起きているのです。
ちなみに裁判所の判例では
これらのデート商法で不動産を購入させられた人が
相手の異性と不動産業者に損害賠償を求めた
事例があります。
裁判所は
異性にダマされて不動産を購入させられた買主の訴えを支持し
被告人の異性や不動産業者に対し、
不動産の売買価格と残存価格の差額等を
支払うよう命じています。
裁判で勝ちはしましたが
お高い勉強代となりました。
ちなみにデート商法のキモは
男女の関係を求められても
絶対に許さないことだそうです。(笑)生殺し状態・・・