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沖縄への移住者の心配事(ハブ編)

沖縄への移住者の心配事(ハブ編)

おはようございます。

気圧の谷間にいる関係で
風が強く雨模様がしばらく続く沖縄です。青空はしばらく見れない・・・

さて、
県外からの移住者が絶えず
いまだに人口が増加し続けている沖縄ですが
県外からの沖縄への移住を検討している方に
【台風】と【ハブ】について聞かれることがあります。

そのうちのハブについては
沖縄では、過去のピーク時には年間500名もの人が
ハブに噛まれるという被害にあっており
その後も平成の始まり頃までは
被害者200名という状況が続き
亡くなる人もいました。

そんなニュースは県外でも
報道されていましたので
県外の人は「沖縄」= 「ハブに噛まれる」
というイメージがありました。

それから年月が経過し
昨年は55名の被害まで減少しました。

そのうちの約3分の1は
竹富島や石垣島などの離島ではありますが
それでも、県庁所在地の那覇市内でも
2名の人がハブに噛まれています

当社の近くにある
「末吉公園」という自然公園でも
散歩中の犬が噛まれたという話もタマに聞きます。犬が噛まれたのは被害件数に含まれていないハズ

ハブに噛まれる人数がこのくらいですが
実際に生息しているハブの数は
この数倍以上はあるでしょう。

不動産屋は職業がら
ハブの出没しそうな場所に立入ることも
多いものです。

ハブは普段は石垣や岩間に潜んでいますが
ネズミなどのエサがいる草むら等にもおり
物件の調査や雑草の伐採では
これらの場所に立ち入らなければなりません。

以前、ハブに詳しい人(いま風で言うと「ハブの専門家」)に聞いたところ
ハブの居そうな場所を、数名で歩くとき
ハブに噛まれる可能性が高いのは
1番先頭の人ではなく
前から2番目の人だそうです。

その理由は
ハブは夜行性であり、昼間は寝ているため
1番先頭の人がハブを踏みつけた場合でも直ぐには攻撃できず
噛みつかれるのはその次の2番目の人だそうです。

それを聞いてから
2番目には歩かないようになりました。(笑)

ちなみに
沖縄に移住して12年になりますが
これまでリアルなハブに遭遇したことは
一度しかありません。

草刈り機を使って雑草の伐採をしていたとき
同じ敷地内でユンボウで伐採作業をしていた人が
ハブを発見し、ユンボウで退治してくれました。

沖縄のハブ対策

ユンボウで退治されたハブ(画像は一部加工)

このように
今はそれなりの場所に近づかなければ
県外の人がバブに遭遇することはマズないでしょう。

しかしながら、
県外の人が憧れる「海のすぐ近く」とか
「周りを自然に囲まれた場所」は
ハブの生息地でもありますので、
噛まれることは無くても
ハブに遭遇する可能性はありますので
覚悟しておきましょう。

ちなみに、地元の人の中には
敷地内にハブが侵入してこないよう
敷地の境界部分をフェンスやネットて囲っている人もいらっしゃいます。

ハブ侵入防止のフェンス

ハブ侵入防止のフェンス

ハブ侵入防止のネット

ハブ侵入防止のネット

*画像は「国交省国土技術政策総合研究所」のHPより
⇒ http://www.nilim.go.jp/lab/ddg/seibutsuhigai/family_13d.html

ハブの被害は少なくなったといえども
沖縄からハブがいなくなることはありませんので
ハブの居そうな場所に近寄らない、ハブを近づけさせないなど
ハブとの共存も大切です。