ご多分に漏れず
それなりに寒い朝を迎えている沖縄です。
さて、
不動産の売買は数千万~数億円という
高額な商品を扱う重責の職業です。
しかしながら
その実務においては
宅建士の資格を持たない営業マンであっても
成約に取り付くことも出来ます。
また、同様に資格を持っていないブローカーさんたちも
取引の間に介在し、紹介料の名のもとに
小遣い稼ぎの出来る業界です。(笑)
それくらい自由度のある業界ですので
ひと儲け出来そうだと思えば
業界のモラルというものも特にございません。(苦笑)
沖縄でも
近年の不動産バブルの風に乗り
県外系の不動産業者さんが
たくさんやって来られました。
沖縄の土地を買いあさり
そこに建物を建て新築物件として販売を行なったり
中古物件を仕入れリフォーム・再販売するなど
県外系ならではの豊富な資金力とCM等を駆使し
飛ぶ鳥を落とす勢いのイケイケで販路を広げて行きます。
しかしながら
今回のコロナなど
世の中の風向きが変わると
サッと身をひるがえし、
方向転換するのも早いです。
新築物件やリフォーム済の物件だけでなく
これまで散々買いあさった土地でも
在庫処分がはじまります。
このような不動産会社では
会社の風向きが変わったのを察知し
辞めていく社員も出てくるものです。
また、会社によっては
他の会社への身売りも始まります。
昨年も人知れずうちに
イケイケの不動産業者にて
こっそりとオーナーチェンジがありました。
会社が売却された後も
事業が継承されるのっであればまだ良い方ですが
会社の方針が変わったときは大半が放置プレイとなり
メンテナンスの受け皿も無いものです。
そして、そこでは
数千万円の高額な商品を購入した
お客さんがいつも取り残されることになります。