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不動産業界の転職・独立事情

最高気温が夏日を超え始めた沖縄です。

さて、世の中、
これまでの終身雇用の考え方が
すっかり変わりつつあります。

以前は
転職や中途採用に対しては
「仕事が長続きしない人」
というネガティブなイメージもありました。

しかし、今や転職や独立は
キャリアップや自己実現という
ポジティブなイメージが強くなっています。

不動産業界も
昔から転職や独立の多い業界です。

転職と言うよりは
「勤務する不動産会社が変わる」
と言った方が正しいかも知れません。

取引を行なった不動産会社の担当者が
次に会ったときは別の不動産会社に名刺が変わっていた
というのはよくあることです。(笑)

これは
本人がより待遇の良い会社を求めて
別の不動産会社に移るというケースが多いものです。

また、
勤務する不動産会社が変わる理由として
「現在勤務している不動産会社がブラックな会社なので辞めた」という
やむを得ない事情のものもあります。(笑)

不動産業界は歴史的にダークな業界ですので
ブラックな社風が残っている会社も
まだまだあるものです。(苦笑)

一方、独立については
不動産業界の給与形態は
固定給+歩合制のところも多いので
バリバリに契約が出来る人は
会社の売上に貢献するよりは
独立して自分の生計に貢献した方が良いと思うものです。

そんな転職や独立の多い不動産業界ですが
転職や独立する人たちの共通点は
みなさん、前職の時のお客さんを
そのまま引き連れて行かれます。

厳密に言うと
前職で取引きのあったお客さんの情報を
次の会社にそのまま持っていきます。
(氏名・連絡先・メールアドレス・属性等)

そして
新しい会社で継続して取引きを行ないます。

不動産会社で勤務しているということは
法人として取引を行なうことではありますが
不動産の実務としては個人プレイで完結してしまうため
それが可能なのです。会社は免許とハンコだけ借用

また、不動産業界は
個人にノルマが課されている会社も多いため
表向きは法人としての取引であっても、
売上に貢献してくれそうなお客様との関係は
日頃から会社へは手の内を見せないようにしているものです。

そして
自分が転職や独立をするときには
すぐに売上になりそうなそれらのお客様を
そのまま引き連れて行くのです。

不動産会社の個人情報の管理は
それくらいユルイものです。(苦笑)