安心な不動産の見つけ方

梅雨明けはしましたが
カタブイ(にわか雨)が多く
外出時は油断大敵の沖縄です。

さて、
連日報道の続く熱海の土石流。

7月3日の発生後から10日が経過し
土石流の発生原因は徐々に見えてきましたが
その過程の中でたびたび登場するのが
土石流のあった土地の前所有者。

残念ながら
またしても不動産業者のようです・・・。

そして、報道によると、
強引な工事や産業廃棄物の不法投棄等で、ご多分にもれず
住民や役所ともトラブルになっていたようです。

この不動産業者は既に倒産していますが
この会社が造成をした土地は
今回の現場以外に複数箇所あるようです。

今後、この不動産業者の会社名と
この会社が造成した場所が公表されると
その地域に家を建てた人たちは不安になることでしょう。

場合によっては、
その地域の不動産の評価(価格)にも
影響してくることもあるでしょう。

そう考えると
不動産はやはり信頼の出来る業者に
施工してもらうのが大切だと
あらためて思います。

しかし、その【信頼】の有無をどうやって知り得るかは
同じ不動産業者でもなかなか難しいものです。

もちろん、
世の中に長く存在している会社であることも
【信頼】のある会社の重要な要素なのですが、
長く存在している会社であっても
お客さんとのトラブルが絶えない会社もたくさんあるものです。

そして、そのような会社に限って
イメージの良さそうなテレビCMを流していたりしますので
一般の方には一層わからないものです。（苦笑）

とくに沖縄は
人と人とがどこかでつながっていることもあってからか
悪事を働く会社であっても、県外と違い
ネット上での書き込みはマズ見当たりません。

じゃあ、いったいどうしたらいいんですか？あはっ

不動産業に限らず
その会社が今後もどれだけ長く存続していくかは
分からないものです。

現在、飛ぶ鳥を落とす勢いの会社であっても
数年後には廃業してしまっている可能性は充分あります。

それは悪事が発覚したからだけではなく
事業継承上の理由であったり
買収の場合もあります。

これから先のことが分からないのであれば
【今】を見るしかありません。

その会社が日頃から行なっていること、
日々の仕事のやり方、やりとりなどを見て
直感的に感じるもので判断することになるでしょう。

少なくとも日々の仕事から
人を欺くようなことが無ければ
仮にその業者が将来存続しなくなったとしても
将来に禍根を残すようなことにはならないでしょう。

そう言う意味では
何ごとも日々の積み重ねが大切です。