北海道では氷点下を記録した地域もあるようですね。沖縄はまだ泳げるのに・・・
さて、
不動産業者への問合せの中には
不動産はいつが売り時ですか?
という質問も多いものです。
不動産の売却を考えている人にとっては
「少しでも高く売りたい」という心理が当然ありますので
どのタイミングで売りに出すと高く売れるかは
最も興味があるところでは無いでしょうか。
「不動産はいつが売り時か?」
という問合せに対しての不動産業者の回答は
今が売り時です!
と言う回答になります。
ただし、
この回答は、いつ聞いても
「今が売り時です」という回答になります。(笑)
オリンピックの前、
オリンピックが終わった後、
消費税の増税前、増税された後、
コロナの感染拡大前、終息後、
どの時期でも「今が売り時」です。(笑)
不動産会社で働く人は
お客様のために働いているのでは無く
自分の売上や給与のために働いている人も多いものです。同業者さんツッコまないでね
これはその人自身の問題では無く
不動産会社の仕組みの問題なので
いた仕方無いのです。
とくに大手やフランチャイズ系の不動産会社ほど
担当者ごと毎月の売上に対する
会社側のフォローも厳しいものです。
ですので
自分の売上につながりそうなお客さんに対しては
スグに売却するよう誘導するのが
会社から与えられた任務で
それが給料がもらえるための条件なのです。
ですので、もし、
不動産会社の営業マンが
お客様のことを考えて
今は不動産の価格が下がっている時期なので、
数年待ってから売却した方がイイですよ。
なんてアドバイスをした場合は、会社の上司から
余計なアドバイスはするな!
サッサと売却するよう誘導して専任(での売却依頼)をもらってこい!
と怒られるものです。(苦笑)
ですので
いかなる状況下であっても
今が売り時です!
と言うよう教育されているのです。(笑)
ちなみに
沖縄の不動産は
コロナの終息に伴い観光客が戻ってきて
沖縄人気が再燃すれば、
沖縄の不動産市場は再び活況となるでしょう。
しかしながら、沖縄の相場は
県外の主要都市と比較しても高値安定なので
それらを上回るレベルでの価格上昇は
購入する側にも心理的な抵抗が強いでしょう。
また、分譲マンションの場合は
同じマンションの中で、
複数のお部屋が売りに出ている場合は
それらが競合となってしまい
なかなか買い手が見つからないというケースも
少なくなりません。
売却中のお部屋の中には
急いで売却したい人もいる場合もありますので
そうすると価格競争に巻き込まれてしまうこともあります。
ですので、こういう場合は
他のお部屋の売却が進むまで待ち
競合が少なくなった時点から売却を開始した方が、
需要と供給のバランスから
より有利に売却を進めることが出来るものです。
このように
不動産の売却には
色々な考え方があるものなのです。
こうして
不動産はいつが売り時ですか?
と聞いてくるお客さんは
不動産会社の担当者にとっては
ネギカモになることもあるのです。(笑)